TOJ南信州を制した鈴木真理が首位!
第14回ツアー・オブ・ジャパンは5月19日に南信州で第4ステージを競い、シマノレーシングの鈴木真理が区間優勝して総合首位に立った。2位はクラウディオ・コリオーニ(デローザ・スタックプラスティック)、3位は佐野淳哉(チームNIPPO)だった。雨天となった南信州。終盤に逃げた福島晋一(クムサンジンセンアジア)、ヨン・インホーン(ホンコンチャイナチーム)をゴール直前でクラウディオ・コリオーニ(デローザ・スタックプラスティック)らが捕らえ、最後は6選手でのゴール勝負になり、鈴木がこれを制した。グリーン・ジャージのマイケル・マテューズ(チームジャイコ・スキンズ)やアンドレイ・ミズロフ(カザフスタナンナショナルチーム)の集団は32秒遅れでゴールしたため、前日まで20秒遅れの総合10位だった鈴木がいっきにトップへと躍り出た。
20日は移動日となり、21日には富士山を舞台に11.4kmの第6ステージを競う。今年は個人タイムトライアルではなく通常の山岳ステージになるため、総合優勝の行方を決する重要なステージとなるだろう。
■第4ステージ結果[5月19日/南信州/148km]
1 鈴木真理(シマノレーシング/日本) 3時間59分35秒
2 クラウディオ・コリオーニ(デローザ・スタックプラスティック/イタリア)
3 佐野淳哉(チームNIPPO/日本)
4 福島晋一(クムサンジンセンアジア/日本)
5 ヨン・インホーン(ホンコンチャイナチーム)
6 ビンチェンツォ・ガローファロ(チームNIPPO/イタリア)
7 クリスティアーノ・サレルノ(デローザ・スタックプラスティック/イタリア) +10秒
8 マイケル・マテューズ(チームジャイコ・スキンズ/オーストラリア) +32秒
9 清水都貴(ブリヂストン・アンカー/日本) +32秒
10 ワン・カンポー(ホンコンチャイナチーム) +32秒
■第4ステージまでの総合成績
1 鈴木真理(シマノレーシング/日本) 10時間18分53秒
2 佐野淳哉(チームNIPPO/日本) +5秒
3 クラウディオ・コリオーニ(デローザ・スタックプラスティック/イタリア) +6秒
4 クリスティアーノ・サレルノ(デローザ・スタックプラスティック/イタリア) +9秒
5 福島晋一(クムサンジンセンアジア/日本) +12秒
6 ビンチェンツォ・ガローファロ(チームNIPPO/イタリア) +16秒
7 マイケル・マテューズ(チームジャイコ・スキンズ/オーストラリア) +22秒
8 ダレン・ラップソーン(ラファコンドール・シャープ/オーストラリア) +36秒
9 ワン・カンポー(ホンコンチャイナチーム) +36秒
10 アンドレイ・ミズロフ(カザフスタナンナショナルチーム) +39秒