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トップ3のUCIコンチネンタルチームがレース招待権獲得

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UCI(国際自転車競技連合)は1月28日に、2011年度登録のUCIコンチネンタルチームの過去2年間の所属選手の成績をベースとした「仮の大陸別ランキング」を発表し、ランキング上位3チームに各大陸サーキットのレースへの自動的な招待権を与えると発表した。このランキングは毎月25日に計算して発表される通常のコンチネンタル・ランキングとは異なり、招待権を決定するために作られたため、仮の大陸別ランキングと名付けられている。

UCIルール2.1.007条に基づき、ヨーロッパ以外の大陸のレース主催者(HC、クラス1、クラス2)には、それぞれが所属する大陸のトップ3のUCIコンチネンタルチームの招待が義務づけられることになった。ヨーロッパ大陸に関しては、クラス2のヨーロッパツアーのレース主催者だけが、ヨーロッパのUCIコンチネンタルチームのトップ3チームの招待を義務づけられている。この新ルールにより、日本で開催されるすべてのUCI登録レースには、タブリスペトロケミカルチーム(イラン)、アザド大学(イラン)、ジャイアントケンダサイクリングチーム(台湾)の3チームが招待を受けることになる。この3チームは現在アジアツアー最高峰のツール・ド・ランカウイ(HC)に参戦中だ。

 

[各大陸ツアーのレース招待権を獲得したUCIコンチネンタルチーム]
●UCIヨーロッパツアー(クラス2に招待)
ラボバンクコンチネンタルチーム(オランダ)
ルーベリールメトロポール(フランス)
ダンジェロ&アンテヌッチ・NIPPO(イタリア)
●UCIアフリカツアー(HC、クラス1、クラス2に招待)
MTNクベカ(南アフリカ)
チームボニタス(南アフリカ)
*アフリカツアーに登録されているコンチネンタルチームは2チームのみ
●UCIアメリカツアー(HC、クラス1、クラス2に招待)
モビスターチーム(コロンビア)
ゴベルナシオンデアンティオクイア・インデポルテスアンティクイア(コロンビア)
EPN・UNE(コロンビア)
●UCIアジアツアー(HC、クラス1、クラス2に招待)
タブリスペトロケミカルチーム(イラン)
アザド大学(イラン)
ジャイアントケンダサイクリングチーム(台湾)

●UCIオセアニアツアー(HC、クラス1、クラス2に招待)
ピュアブラックレーシング(ニュージーランド)
ジェネシスウエルスアドバイザー(オーストラリア)
ドラパック(オーストラリア)
(http://www.uci.ch/)