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5/3発売! カーボンフレームの電動アシスト自転車「BESV PS-1」

新製品

フジテレビ系の月9ドラマ「ようこそ、わが家へ」に登場して、話題を呼んでいる電動アシスト自転車、カーボンモノコックフレーム採用のBESV PS-1(ベスビー ピーエスワン)が、日本市場向けに5月3日から発売された。

販売元はカルチャーコンビニエンスクラブ(株)が手がける代官山T-SITEプロジェクトの1つとして、2011年に設立された電動アシスト自転車専門店を展開する(株)モトベロ(本社:東京都渋谷区)。

 

左から、モトベロの荻山社長、記者発表会のゲスト女優の河北麻友子、ダーフォン。イノベーション社のアンディ・スー社長

 

BESV PS-1は、台湾のIT系企業であるダーフォン・イノベーション社が開発・製造し、電動アシスト車の世界最大市場である欧州で人気のモデル。モトベロがその日本仕様車の輸入販売をする。同車は、2014年度日本グッドデザイン賞「グッドデザイン・ベスト100」に選ばれた。

デザイン性の高いフォルムそのままに、モーターの出力調整をして短時間で日本の基準に適合させた。日本では、まだ種類が少ない軽量(17.4kg)なスポーツモデルという位置付けで発売する。

 

 

記者発表会のMCを務めた絹代さんも試乗

 

モトベロの荻山一成社長は、「日本の電動アシスト自転車市場にはかっこよく乗れる自転車が少ない。BESV PS-1は僕自身が乗りたいと思った」と、取り扱い開始の動機を語った。

ブランド名の「BESV」は、B:Beauty、E:Ecology、S:Smart、V:Visionに由来。カーボンモノコック製(積層は10層)の曲線的なY字型フレームに、前後20インチの小径車輪、前後サスペンション、前後シマノ製油圧ディスクブレーキを装備。電動アシストモードは、エコ/ノーマル/パワーモード/スマートモードの4段階、視認性のいい大型ディスプレー、精度の高いデュアルサイドトルクセンサー(クランクの両側で検知)など、IT系企業が得意とする最先端技術が投入された。

 

 

外装7段変速、油圧ディスクブレーキ、小型のリヤ・ハブモーター

 

スペック

・サイズ:1540 × 987 × 585 

・重量:17.4kg

・ バッテリー:36V/6.6Ah

・ 充電時間:3.5時間

・ 走行可能距離(荷重65kg時)モード-1=60km/モード-2=43km/モード-3=35.5km(計測方法はメーカー基準)

・フレームカラー:ホワイト、レッド、イエロー

・価格 29万80円[税込]

 
 

BESVは4車種構成。手前からAS-1、LX-1、CS-1、PS-1

 

BESVは次の4車種をラインアップ。

・ LX-1(愛称 ライオン、パワーモードで航続距離80km、カーボンフレームの最上位モデル、近日発売)

・ CS-1(愛称 キャット、L字型アルミフレームのシティモデル、日本導入未定)

・ AS-1(愛称 ジャガー、U字型アルミフレームの長距離用モデル、日本導入未定)

・ PS-1(愛称 パンサー、今回発売)

目標とする販売台数は、シリーズ4車種合計で年間1000台。当面は、モトベロの5店舗に加え、5月3日に世田谷区二子玉川のライブプラスマーケットに開店する「モトベロ二子玉川」の6店舗で対面販売を行なう。サポート態勢が構築できた段階で、インターネット販売に乗り出す予定。

問・モトベロ http://www.motovelo.co.jp

 

最上位グレードのスポーツモデルLX-1(近日発売)