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観光庁:名のない道に、名前をつけよう

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観光庁では、日本の魅力あるスポーツ資源を最大限に活用し、観光振興の起爆剤とするべく「スポーツ観光」の推進に取り組んでいる。その一環として「観光庁ランナーズインフォメーション研究所」を設立した。

観光庁ランナーズインフォメーション研究所は、21世紀において、もう一度道の魅力を取り戻すために作られた。この世に数多ある道の中から、歩いて楽しい、走って気持ちがいい、自転車で心地よい道を推薦し、一つ一つに新しい視点で名前をつけて発表していく。これまで観光地ではなかった地域を観光地化することで新たな需要を創造し、将来的には、世界の人が歩きたい、走りたい日本の道の形成、参加型スポーツ大会の拡大等により、現在のウォーキング・ランニングブームの恒久的な発展・継続、マーケットの拡大に繋げていく。

■RUNNER'S INFOは、世界初のランニングコース推薦無料iPhoneアプリケーション。 クルマのためではない。この世に数多ある道の中から、走っていて気持ちがいい道を推薦し、一つ一つに新しい視点で名前をつけて発表する。一般からの投稿を基に各種の専門家が自らの視点を加え、風景だけでなく実際に走った感覚を大切に推薦する。更新は、新しい道が登録されるたびに行なわれ、季節ごとにおすすめのコースを提供する。

appstore で「ランナーズインフォ」と検索、またはwww.runnersinfo.orgで。

■専門家による推薦コースの選考とともに、道に関するコラムを掲載。

青木淳(建築家)、有森裕子(ランナー)、ヴィム・ヴェンダース(映画監督)、大竹伸朗(美術 家)、鏑木毅(トレイルランナー)、隈研吾(建築家)、坂本龍一(音楽家)、佐野藤右衛門(造園 家)、ジェームズ•タレル(美術家)、高橋尚子(ランナー)、谷口博昭(元国土交通事務次官)、 ホンマタカシ(写真家)、三村仁司(シューズ職人)、矢口高雄(漫画家)、吉岡幸雄(染色家) 他。※随時増員予定。

 

 

2011年11月4日、記者発表会での高橋尚子さん。現在は「高橋尚子のスマイル アフリカプロジェクト」や環境活動、スポーツキャスター、JICAオフィシャルサポーターなどで活躍中。2000年国民栄誉賞受賞。

 

全国から、そして日本を訪れる世界の方から、日本の道の推薦を受け付ける。風景だけでない新たな視点で、歩くのによい道、走るのによい道、自転車でいくのに気持ちがいい道等、推薦したい道に名前をつけ、その道の写真3点を添付の上、entry@runnersinfo.org 宛にお送りください。専門家が順次調査し、良いものについては観光庁として推薦します。

問・観光庁スポーツ刊行推進室(進藤)TEL03-5253-8111

【推薦メール記入例】道の名前:「ヒグラシが鳴く道」

推薦者:山田太郎(東京都/自営業/37歳) 

推薦理由(100文字以上600文字以内):多古米で有名な米どころ多古町のはずれに美しい雑木林がある。通常ヒグラシはカナカナカナと寂しげに鳴くが、ここのヒグラシは違う。ワシャワシャワシャとオーケストラのように鳴くのだ。よく見ると木々に大量のヒグラシが群生している。都会では絶対に聴けない音楽。旧家が多くそこに至るまでの道も生け垣がすばらしい。 

お薦め:ラン、ウォーク、サイクルいずれもおすすめ 

道の場所:千葉県香取郡多古町北中。国道74号線から春日神社を左手に---宮公民館 ---栄樹園---その先を右手に入って雑木林をぐるっと回る約1kmのコース。 

地図:http://g.co/maps/jm6v (グーグルマップのリンク)

地図は http://maps.google.co.jp/にて画面右上の鎖のアイコンを押して、そのリンクを記載ください。なくても結構です)