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【速報】ランカウイ第4区間を綾部が制して総合首位!

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マレーシアで開催中のツール・ド・ランカウイ(UCIアジアツアー/2.HC)は、1月26日にキャメロン・ハイランドを舞台とした今年最初の山岳ステージを競い、愛三レーシングの綾部勇成が小集団でのゴールスプリントを制して区間優勝した。2位はコロンビア出身で42歳のベテラン選手、リバルド・ニーニョ(レトゥアサイクリングチーム)、3位はイランのアミル・ザルガリ(アザド大学サイクリングチーム)だった。

この日、総合首位に立ってリーダージャージーも獲得した綾部は「ボクはこの山岳を上るのが本当に好きだ。今日は初めて区間優勝して本当にうれしい。(ゴールへと向う)下りでは10番手だった。道路は雨のせいで本当に滑りやすく、とても危険だった。前を行く選手たちとの間に差がついてしまったが、彼らを追い始めたとき、ボクはとてもよく走れた。それで最後にスプリントをして勝ったんだ。この優勝は本当に本当にうれしいよ」と、喜びを語った。しかし山岳初日を終えて、総合で1分遅れの選手はまだ25人以上残っている。2位のニーニョは「最後の1kmで優勝を望んでいたが、残念ながら日本の選手は私よのも速かった。区間優勝のチャンスは逃してしまったが、チームにとっては区間2位でもいい結果だからうれしいよ。明日は総合成績のためによく走れることを望んでいる」と、語っている。山岳2日目となる第5ステージは、標高1679mのジェンティン・ハイランドにゴールする。(Photos by Le Tour de Langkawi 2011)

 

■ツール・ド・ランカウイ(UCIアジアツアー/2.HC)第4ステージ結果
1 綾部勇成(愛三レーシング/日本)3時間42分15秒
2 リバルド・ニーニョ(レトゥアサイクリングチーム/コロンビア)
3 アミル・ザルガリ(アザド大学サイクリングチーム/イラン)
4 トーマ・ボナン(スキル・シマノ/フランス)
5 クリストファー・ジョーンズ(ユナイテッドヘルスケア/米国)
6 ホンナタ・モンサルベ(アンドロニジョカットリ/ベネズエラ)
7 アレックス・ハウズ(チポートレデベロップメントチーム/米国)
8 ホセイン・アスカリ(タブリスペトロケミカル/イラン)
9 エマヌエーレ・セッラ(アンドロニジョカットリ/イタリア)+2秒
10 ジェイコブ・ラス(チポートレデベロップメントチーム/米国)+5秒
37 土井雪広(スキル・シマノ/日本)+1分42秒
47 西谷泰治(愛三レーシング/日本)+3分55秒
75 宮澤崇史(ファルネーゼビーニ・ネーリソットリ/日本)+9分28秒
114 福島晋一(テレンガウプロアジアサイクリング/日本)+21分3秒
■第4ステージまでの総合成績
1 綾部勇成(愛三レーシング/日本)12時間26分17秒
2 リバルド・ニーニョ(レトゥアサイクリングチーム/コロンビア)+4秒
3 アミル・ザルガリ(アザド大学サイクリングチーム/イラン)+6秒
4 ホセイン・アスカリ(タブリスペトロケミカル/イラン)+9秒
5 トーマ・ボナン(スキル・シマノ/フランス)+10秒
6 ホンナタ・モンサルベ(アンドロニジョカットリ/ベネズエラ)+10秒
7 アレックス・ハウズ(チポートレデベロップメントチーム/米国)+10秒
8 クリストファー・ジョーンズ(ユナイテッドヘルスケア/米国)+10秒
9 エマヌエーレ・セッラ(アンドロニジョカットリ/イタリア)+12秒
10 カーク・カールセン(チポートレデベロップメントチーム/米国)+14秒
37 土井雪広(スキル・シマノ/日本)+1分52秒
47 西谷泰治(愛三レーシング/日本)+4分5秒
76 宮澤崇史(ファルネーゼビーニ・ネーリソットリ/日本)+9分37秒
116 福島晋一(テレンガウプロアジアサイクリング/日本)+21分33秒

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