創業100周年のシャープがガーミンの共同スポンサーに

米国のＵＣＩプロチーム、ガーミン・バラクーダを運営するスリップストリーム・スポーツは、今年創業100周年を迎えた日系総合家電メーカーのシャープ社が共同タイトルスポンサーになったと発表した。同社はすでに英国のＵＣＩコンチネンタルチーム（ラファ・コンドール・シャープ）やツアー・オブ・ブリテンのスポンサーとして自転車競技の世界に参入していた。これに伴い、チーム名は30日に開幕するツール・ド・フランスから『ガーミン・シャープ』に変更となる。今季チームの第２タイトルスポンサーを務めていたネットワーク通信機器会社のバラクーダは、引き続きチームの主要な共同タイトルスポンサーを務めるが、ＵＣＩ（国際自転車競技連合）のルールでは、ＵＣＩプロチームがタイトルスポンサーに付けられる企業名は２つまでと定められているため、登録上はガーミン・シャープとなり、チームのマテリアルやウェブサイト上では、チーム名は『ガーミン・シャープ・バラクーダ』となる。

ツールから使用されるカステリ社製の新しいチームジャージは、ベルギーで28日に行われる記者会見で発表される予定だ。

●ガーミン・シャープのツールセレクション
トム・ダニエルソン（米国）
タイラー・ファーラー（米国）
ライダー・ヘシェダール（カナダ）
ロバート・ハンター（南アフリカ）
ダニエル・マーティン（アイルランド）
デービッド・ミラー（英国）
クリスティアン・バンデベルデ（米国）
ヨハン・バンスンメレン（ベルギー）
デービット・ザブリスキー（米国）
(http://www.slipstreamsports.com/)