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ランカウイ第8ステージでモンサルベが総合首位逆転

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マレーシアで開催中のツール・ド・ランカウイ(UCIアジアツアー/2.HC)は1月30日、悪天候のなか第8ステージを競い、ベネズエラのホナタン・モンサルベ(アンドロニジョカットリ)が、2度のスプリントポイントを2位で通過し、ボーナスタイムを4秒獲得。スタート前には2秒差だったコロンビアのリバルド・ニーニョ(レトゥアサイクリングチーム)を逆転して首位に立った。最初のスプリントポイントで2秒失ってしまったニーニョは、2つ目のスプリントポイントではベストを尽くしたが、4位通過でボーナスタイムは獲得できなかった。区間争いのゴールスプリントは写真判定の末、ドイツのロベルト・フォースター(ユナイテッドヘルスケアプロサイクリング)が優勝している。

「このステージのスタートからいい働きをしてくれたチームに感謝しなければならない。最初のスプリントポイントで、ボクは2位になれて2秒獲得した。それでニーニョとは同タイムだった。それから、チームはふたたびボクが2つ目のスプリントポイントを取れるように働いてくれた。それでボクはもう一度2位になってまたタイムを稼ぎ、ツール・ド・ランカウイのリーダーになったんだ」と、黄色いリーダージャージを獲得したモンサルベは語っている。「このレースで勝ったと言うことはできない。チームが残り2ステージでたくさん働かなければならないのは確かだ。クアラルンプールでゴールラインを通過するまでは、自分が勝者だとは言えないよ」(Photos by Le Tour de Langkawi 2011)

 


■ツール・ド・ランカウイ(UCIアジアツアー/2.HC)第8ステージ結果
1 ロベルト・フォースター(ユナイテッドヘルスケアプロサイクリング/ドイツ)
3時間23分32秒
2 アンドレ・シュルツェ(CCCポルサット・ポルコウィチェ/ドイツ)
3 デーン・ロジャース(ジャイアント・ケンダ/ニュージーランド)
4 アンドレア・グァルディーニ(ファルネーゼビーニ・ネーリソットリ/イタリア)
5 ボリス・シピレフスキー(タブリスペトロケミカル/ロシア)
6 ケニー・ファンフンメル(スキル・シマノ/オランダ)
7 チャンヤエ・ヤン(韓国ナショナルチーム)
8 ユーリ・スタラート(ランボークレジット/ベルギー)
9 エリア・ファビッレ(ファルネーゼビーニ・ネーリソットリ/イタリア)
10 モハドハリフ・サレハ(テレンガウプロアジアサイクリング/マレーシア)
25 西谷泰治(愛三レーシング/日本)
31 宮澤崇史(ファルネーゼビーニ・ネーリソットリ/日本)
61 土井雪広(スキル・シマノ/日本)
79 福島晋一(テレンガウプロアジアサイクリング/日本)+20秒
■第8ステージまでの総合成績
1 ホナタン・モンサルベ(アンドロニジョカットリ/ベネズエラ)25時間03分12秒
2 リバルド・ニーニョ(レトゥアサイクリングチーム/コロンビア)+2秒
3 エマヌエーレ・セッラ(アンドロニジョカットリ/イタリア)+21秒
4 デニス・ファンニーケルク(MTNクベカ/南アフリカ)+23秒
5 ラヒム・エマミ(アザド大学サイクリングチーム/イラン)+24秒
6 ラクラン・モートン(チポートレデベロップメントチーム/オーストラリア)+29秒
7 ドメニコ・ポッゾビーボ(コルナゴ・CSFイノックス/イタリア)+46秒
8 ホセイン・アスカリ(タブリスペトロケミカルチーム/イラン)+54秒
9 ヒョスク・ゴン(韓国ナショナルチーム)+54秒
10 ガデル・ミズバニ(タブリスペトロケミカルチーム/イラン)+1分12秒
26 土井雪広(スキル・シマノ/日本)+5分10秒
68 西谷泰治(愛三レーシング/日本)+30分6秒
73 福島晋一(テレンガウプロアジアサイクリング/日本)+33分37秒
83 宮澤崇史(ファルネーゼビーニ・ネーリソットリ/日本)+35分34秒
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