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那須ブラーゼン2014年の布陣を地元で発表!

レース

宇都宮ブリッツェンやジャパンカップのレースコースを擁する栃木県には、もう一つ自転車チームがある。那須町、那須塩原市を地元とする那須ブラーゼンだ
2013年に宇都宮ブリッツェンについて県内2つ目の地域密着型ロードレースチームとして発足。今年は二シーズン目となる、そのチーム体制発表会を那須アウトレットモールで行なった。

監督は昨年まで選手だった清水良行が、選手兼監督として活動することになる。チームのメンバーについても清水がレースで目にした走りの印象をもとに構成していった。

今シーズンの布陣で注目なのは、佐野淳哉、普久原奨というベテラン2人の加入だ。

バイクは「ボーマ」、タイヤはパナレーサーがサポートする。(※写真のTTバイク・スウープには完成車で別メーカーのタイヤがついている)


●チームメンバー

清水良行(監督兼選手)、普久原奨(キャプテン)、佐野淳哉、小坂光、鈴木近成、岩井航太、雨澤毅明、小野寺玲、新城雄大

 

●イタリアのチームヴィーニファンティーニから移籍した佐野のコメント

「昨シーズンは体調不良などもあって、思うような結果を残すことができなった。

元チームメイトでもある清水監督からは、ベテランの経験を伝えるということではなく、即戦力として成績をねらう走りを期待していると言われています。

それと、個人的には全日本タイムトライアル選手権を今年こそは獲りたいと思っています。

ロードフレームはボーマのRS-Iというモデルを使います。他の人はデフィーラやラソアという上位モデルを使うのですが、自分はグレードよりもポジションが出せるかどうかというジオメトリを重視して選びました。TTバイクはスウープです。」

●清水監督コメント
プレイングマネージャーという立場はとても大変なことはわかっています。若手が仕上がってくるまでの前半戦は死ぬ気で走ろうと思っています! 今シーズンの布陣は全部自分がやらせてもらったのですが、勝ちを狙えるチームを構成できたと思っています。
昨年まで選手だった若杉が、専任の運営スタッフになってくれたのでその分練習に時間を使えています。自分自身、体調もいい状態でシーズンインできると思っています。今シーズンはまずチームを1勝させたい。
少しでもいいチーム体制にしたいと思って、レースを走り運営スタッフとして駆けずり回っていたときは泣きそうなくらいつらかったですが、できてみればいい選手が揃ったのでがんばってよかったなと思っています。

●若手のなかでも注目したいのは雨澤毅明

19歳の雨澤。高校1年の夏に宇都宮ブリッツェンの下位チームであるブラウブリッツェンに加入。それまでは、小学校6年のころから家族でサイクリングを楽しんでいたという。

Q新しいチームはどうですか?
佐野さん、普久原さんという大先輩と同じチームで走ることができるのは、とてもいい刺激になっています。合宿でも普久原さんはとても面倒見がよくて、若手の育成に力をいれていただいている。ありがたいです。レース中だけでなく、日常生活についてもアドバイスをもらっています。

Q.同世代には協力な新人が多いですが、ライバルはいますか?
(EQA U23の)岡(篤志)には、因縁深いものを感じています。全日本ロードや宮田クリテでも。ブラウブリッツェンの頃から彼とは競い合っている特別な対抗意識があります!

Q今シーズンの目標は?
全日本アンダー優勝、ピュアホワイトジャージの獲得。ナショナルチームのメンバーに選ばれ、海外遠征に参加することです。




那須ブラーゼン

http://www.nasublasen.com