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2/20 第５回明治神宮外苑大学クリテリウム

イベント 2011.01.17

日本学生自転車競技連盟（会長：佐々木一也、事務局：東京都渋谷区）は、第五回明治神宮外苑大学クリテリウムを２０１１年２月２０日（日）に開催する。唯一の都心部開催クリテリウムも今年で５回目となる。コースはこれまで同様、明治神宮外苑外周１.5ｋｍの周回コースで、スタート・フィニッシュは聖徳記念絵画館前。

最終レースである各校３名出走による大学対校形式・大学生男子グループ１には今回、韓国から昌原（チャンウォン）大学校チームと、オランダ学生チームの２チームが海外から参加予定。オランダチームは、２００８年世界大学選手権ロードタイムトライアル・チャンピオンのMalaya Van Ruitenbeekが参加予定。この選手はDelft University of Technology（デルフト大学）で航空工学を学ぶ学生で、日本の同志社大学にも短期留学の経験を持つ。2010年もクリテリウム等で１６勝をあげているという。また、韓国昌原大学校は韓国３大学生チームのひとつであり、例年以上にハイレベルなレースとなることと予想される。

このレースにより、２０１０年度の全日本学生ロードレースシリーズの総合優勝者が決定される。それだけでなく、２０１１年８月に中国の深曙Vで行われるユニバーシアード自転車競技日本代表選手選考の参考大会のひとつとなる予定。ユニバーシアードは、４年に一度開催される大学生の世界大会だが、自転車競技は毎回開催される種目には指定されておらず、自転車競技がユニバーシアードで開催されるのは、カナダのエドモントンで１９８３年に開催されて以来、実に２８年ぶり。これとは別に実施される世界大学選手権自転車競技も１９９０年から１６年の空白期間を経て２００６年から開催されるようになり、２００６年（ベルギー）、２００８年（オランダ）大会には日本も参加したが、２０１０年は開催立候補地がなく実施されなかった。このような中、学生の世界大会がアジアで行われることは意義深い。開催地は中国の深曙Vで、２５０ｍ半屋内トラックでのトラック競技（スプリント、パーシュート、ポイントレース、タイムトライアル、ケイリン）、ロード、ロードタイムトライアル、マウンテンバイク、BMXが実施される。

日本学生自転車競技連盟はこのうちトラック・ロード競技の代表選手を、財団法人日本自転車競技連盟を通じて財団法人日本オリンピック協会・ユニバーシアード委員会に推薦する予定である。