コンタドールが新生アスタナでトレーニング開始

カザフスタンのアスタナチームが１２月９日、イタリアのトスカーナ地方のピザでトレーニングキャンプを開始し、スペインのアルベルト・コンタドールもチームメートに合流した。ラ・ガゼッタ・デッロ・スポルト紙は「昨年のテネリフェ島のように脚光を浴びることはなく、ジャーナリストも大勢押しかけはしなかった。アルベルト・コンタドールの新しい冒険は、とてもアットホームな雰囲気で始まった」と、報じている。

コンタドールは地元スペインのマルカ紙で、６日にこう語っている。「ボクは現実的で、自分が以前よりも弱いチームにいて、トレーニングではモチベーションを持って一生懸命働かなければならないと知っている。つまり、我々は自分たちが何を成し遂げることができて、そのためにはどうすればいいのかを知ってるんだ。来年は厳しい年になるだろう。もしもボクの調子が悪ければ、ツールに勝てない可能性もあるだろう。人々はボクにとても注目するだろうけど、ボクのライバルたちは、ボクが以前のようなチームを持っていないことを知っているからね」来季のプログラムについては、ジロ・デ・イタリアはスキップし、ツール２連覇を狙い、そのパフォーマンス次第では、地元のブエルタ・ア・エスパーニャにも参加するつもりだと言う。

コンタドールにとっての朗報は、彼のアシストとしてチームに加わる予定のオスカル・ペレイロが、この日アスタナとの契約に合意したことだ。ペレイロは１日遅れでトレーニングキャンプに合流し、アスタナと正式契約を交わす予定だ。