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【速報】ランカウイ第5区間はモンサルベ優勝、総合首位はニーニョ

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マレーシアで開催中のツール・ド・ランカウイ(UCIアジアツアー/2.HC)は1月27日、悪天候のジェンティン・ハイランド(標高1679m)にゴールする山岳ステージを競い、ベネズエラのホナタン・モンサルベ(アンドロニジョカットリ)が、コロンビアのリバルド・ニーニョ(レトゥアサイクリングチーム)との一騎打ちを制して区間優勝した。3位にはイランのミルサマド・ポウルセイェディ(アザド大学サイクリングチーム)が入った。黄色いリーダージャージーを着た愛三レーシングの綾部勇成は、この日6分以上遅れてゴールし、区間2位入ったニーニョに首位の座を明け渡してしまった。

区間優勝した21歳の新人モンサルベは「チーム、マッサージュー、メカニックに感謝しなければ。みんながボクのためにとてもよく働いてくれた。とくにエマヌエーレ・セッラは、上りですごい働きをしてくれた。ボクを信頼してくれたジャンニ・サビオ監督にもお礼を言いたい。ボクは彼が言ったことをすべてやった。ポッゾビーボの後ろに付いていって、そしてゴールスプリントでは、セッラの助けでとてもうまく走れた。今日は勝てると監督は言い、ボクはそれをやってのけたんだ」と、語っている。モンサルベはこの日、赤い山岳賞ジャージも獲得した。

総合首位に立った42歳のニーニョは「今日はとてもハッピーだよ。最後までこのリードを守れるといいね。これはボクにとってコンチネンタルレベルでは最後のレースなんだ。だから、ベストを望んでいる。この後はコロンビアに戻って、アマチュアレベルで走るつもりさ」と、語っている。(Photos by Le Tour de Langkawi 2011)

 


■ツール・ド・ランカウイ(UCIアジアツアー/2.HC)第5ステージ結果
1 ホナタン・モンサルベ(アンドロニジョカットリ/ベネズエラ)3時間33分31秒
2 リバルド・ニーニョ(レトゥアサイクリングチーム/コロンビア)
3 ミルサマド・ポウルセイェディ(アザド大学サイクリングチーム/イラン)+1秒
4 デニス・ファンニーケルク(MTNクベカ/南アフリカ)+3秒
5 ラヒム・エマミ(アザド大学サイクリングチーム/イラン)+3秒
6 エマヌエーレ・セッラ(アンドロニジョカットリ/イタリア)+5秒
7 ラクラン・モートン(チポートレデベロップメントチーム/オーストラリア)+8秒
8 ドメニコ・ポッゾビーボ(コルナゴ・CSFイノックス/イタリア)+17秒
9 ガデル・ミズバニ(タブリスペトロケミカルチーム/イラン)+31秒
10 ヒョスク・ゴン(韓国ナショナルチーム)+33秒
25 土井雪広(スキル・シマノ/日本)+3分14秒
38 綾部勇成(愛三レーシング/日本)+6分19秒
53 福島晋一(テレンガウプロアジアサイクリング/日本)+11分15秒
109 西谷泰治(愛三レーシング/日本)+25分57秒
112 宮澤崇史(ファルネーゼビーニ・ネーリソットリ/日本)+25分57秒
■第5ステージまでの総合成績
1 リバルド・ニーニョ(レトゥアサイクリングチーム/コロンビア)15時間59分46秒
2 ホナタン・モンサルベ(アンドロニジョカットリ/ベネズエラ)+2秒
3 エマヌエーレ・セッラ(アンドロニジョカットリ/イタリア)+19秒
4 デニス・ファンニーケルク(MTNクベカ/南アフリカ)+22秒
5 ラヒム・エマミ(アザド大学サイクリングチーム/イラン)+22秒
6 ラクラン・モートン(チポートレデベロップメントチーム/オーストラリア)+27秒
7 ドメニコ・ポッゾビーボ(コルナゴ・CSFイノックス/イタリア)+44秒
8 ガデル・ミズバニ(タブリスペトロケミカルチーム/イラン)+50秒
9 ヒョスク・ゴン(韓国ナショナルチーム)+52秒
10 ホセイン・アスカリ(タブリスペトロケミカルチーム/イラン)+53秒
26 土井雪広(スキル・シマノ/日本)+5分08秒
32 綾部勇成(愛三レーシング/日本)+6分21秒
69 西谷泰治(愛三レーシング/日本)+30分04秒
75 福島晋一(テレンガウプロアジアサイクリング/日本)+32分50秒
86 宮澤崇史(ファルネーゼビーニ・ネーリソットリ/日本)+35分36秒
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