UCIワールドランキング2010(8/9付)
国際自転車競技連合(UCI)は8月9日に、最新ワールドランキングを発表した。先週月曜日から開催されたワールドカレンダーのレースはプロツアーのツール・ド・ポローニュだけで、個人ランキングでトップ10の選手たちは参加していなかったため、変動はまったくなかった。国別ランキングでは、オランダが11位から10位に浮上し、先週の時点で10位だったドイツが12位に陥落してしまった。9月末に開催される世界選手権エリート男子ロードレースの各国出場枠は、8月15日時点の国別ランキングで決定し、トップ10ヶ国に最大の9人枠が与えられる。次にワールドランキングが発表されるのは、バッテンフォールサイクラシックス開催後の16日になるため、今回の国別ランキングで世界選出場枠は決まることになる。主要国では12位のドイツと13位のフランスが9人枠を獲得できず、6人で世界選に挑むことになりそうだ。フランスは昨年も9人枠を獲得できなかった。世界選出場枠は、15日以降に正式に発表される。(注:UCIルールでは、国別ランキングのトップ10の国に9人枠が与えられるが、15日の時点で個人ランキングに9人がランクインしていない国については、ランクインしている選手の数だけとなる。その選手数が6人に満たない場合は、6人が参加できる)
UCIワールドランキング2010(8月9日付)
■個人ランキング
1 アルベルト・コンタドール(アスタナ/スペイン) 482pts
2 ホアキン・ロドリゲス(チームカチューシャ/スペイン) 428pts
3 カデル・エバンズ(BMCレーシング/オーストラリア) 390pts
4 ルイスレオン・サンチェス(ケスデパーニュ/スペイン) 363pts
5 フィリップ・ジルベール(オメガファルマ・ロット/ベルギー) 304pts
6 アレクサンドル・ヴィノクロフ(アスタナ/カザフスタン) 283pts
7 アンディ・シュレック(チームサクソバンク/ルクセンブルク) 258pts
8 ファビアン・カンチェッラーラ(チームサクソバンク/スイス) 250pts
9 サムエル・サンチェス(エウスカルテル・エウスカディ/スペイン) 239pts
10 ロベルト・ヘシンク(ラボバンク/オランダ) 239pts
■国別ランキング
1 スペイン 1644pts
2 イタリア 856pts
3 ベルギー 849pts
4 オーストラリア 725pts
5 米国 568pts
6 ロシア 423pts
7 スイス 414pts
8 カザフスタン 400pts
9 ルクセンブルク 398pts
10 オランダ 393pts
11 スロベニア 385pts
12 ドイツ 355pts
13 フランス 311pts
■チームランキング
1 アスタナ(カザフスタン) 946pts
2 チームサクソバンク(デンマーク) 790pts
3 チームカチューシャ(ロシア) 739pts
4 ラボバンク(オランダ) 695pts
5 リクィガス・ドイモ(イタリア) 645pts
6 オメガファルマ・ロット(ベルギー) 621pts
7 チームHTC・コロンビア(米国) 607pts
8 BMCレーシングチーム(米国) 605pts
9 ケスデパーニュ(スペイン) 586pts
10 チームレディオシャック(米国) 573pts
(http://www.uci.ch/)