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トーマス・デッケルがドーピングで2年間の停止処分

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昨年、ツール・ド・フランス開幕直前の7月1日に、組み換え型EPO(DYNEPO)で陽性になったオランダ人のトーマス・デッケルが、所属するモナコ車連から2年間の競技停止処分を下された。当時、デッケルはベルギーのサイレンス・ロットに所属し、ツールにも参加予定だった。デッケルは国際自転車競技連合(UCI)がアンチドーピングシステムとして行っているバイオロジカル・パスポート・プログラムによって疑惑を持たれた「ターゲット」の1人で、このプログラムの情報に基づいて行われた再検査で、組み換え型EPOの陽性が発覚している。現在25歳のデッケルは、2011年7月1日から競技に復帰できるだろう。