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ペガサススポーツ、窮地から復活できるか?!

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マキュアン移籍のペガサススポーツが財政支援を失う!
15日までに新スポンサーを獲得できるか?


オーストラリア初のUCIプロチームを目指して誕生したペガサススポーツは、UCIプロチームのライセンスを獲得できなかっただけでなく、12月10日に発表された来季のUCIプロフェッショナルコンチネンタルチームリストにも名を列ねることができなかった。UCIはペガサススポーツに対して、必要書類をすべて提出するために、15日までの猶予を与えたと発表したが、最終決定を待たずにペガサススポーツと契約した一部の選手が他のチームとの交渉を始めているというニュースが流れ、このプロジェクトが頓挫するのではないかという噂まで流れ始めている。最終期限を2日後に控えた13日、ペカサススポーツは主要な財政的な支援を失ったことを認めたリリースを発表したが、あらためてチームはまだプロジェクトをあきらめていないことを強調した。

チームリリースによれば、ペガサススポーツはUCIの発表直前の7日に、主要な財政支援者から財政支援を撤回すると通知された(これは米国の実業家だと報じられている)。その結果として、チームはUCIプロフェッショナルコンチネンタルチームのライセンスを与えられなかったのだという。現在チームは、UCIから提示された新たな期限までに、ライセンスを保証するのに必要な資金を調達するためにいくつかのスポンサーと交渉中だ。

「チームがつぶれるといくつかのメディアが報じたニュースは正しくない。私はこれらのメディアのどこからも話を聞かれていない。このニュースは謝りで、このエキサイティングなプロジェクトには非常に有害だ。チームに協力しているすべての人々は正しい状況がわかっている。我々は期限まで働き続ける」と、チームマネージャーのクリス・ホワイトは語っている。
ペガサススポーツにはカチューシャのロビー・マキュアンを筆頭に、ガーミン・トランジションズのスベン・タフト、ミルラムのクリスティアン・クニース、ルーク・ロバーツ、マルクス・アイヒラーなど、26選手が契約していて、すでにASOからは2月に開催されるツアー・オブ・オマーンの招待も受けている。期限ぎりぎりでスポンサーを獲得したBボックス・ブイグテレコムのような奇跡がふたたび起きることを祈りたい。