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【速報】F・シュレクがツールのドーピング検査で利尿剤陽性(updated)
レース
2012.07.18
国際自転車競技連合(UCI)は、ツール・ド・フランスに参加しているルクセンブルクのフランク・シュレク(レディオシャック・ニッサン)が、7月14日に行われたレース中のドーピング検査(尿検査)で、キシパミドという利尿剤の陽性になったと発表した。彼にはBサンプルによる再検査を要請し、4日後の結果を待つ権利がある。
UCIのアンチ・ドーピング規則によれば、この薬物は物質の性質上、陽性になっても即座に一時的な資格停止処分にはならない薬物として指定されている。しかしUCIはプレスリリースの中で「彼のチームが平穏にツールを続けられるように、そして彼らの選手(シュレク)が法的な準備をする機会を持つことを保証するために、必要な処置を取るだろうと確信している」と付け加え、レディオシャック・ニッサンがシュレクを今日行われる第16ステージには出走させないように示唆している。ツールでは昨年もアレクサンドル・コロブネフ(カチューシャ)が大会期間中に利尿剤の陽性になり、UCIが今回と同じようにチームに提案をし、チーム側がそれを受け入れてコロブネフを停止処分にする事件があった。
シュレクは第15ステージ終了時点で9分45秒遅れの総合12位で、レディオシャック・ニッサンはチーム成績でトップに立っている。(http://www.uci.ch/)
レディオシャック・ニッサンは、UCIからの通達を受けて、シュレクをただちにツールからリタイアさせる決定を下したと発表している。
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