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スキル・シマノが別府の契約を破棄

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オランダのプロコンチネンタルチーム、スキル・シマノは2月3日、別府史之の契約を賠償金を請求する方向で破棄する、という公式発表を出した。

スキル・シマノのプレスリリースは以下の通り。
『スキル・シマノは2010年末まで予定していた別府史之の契約を破棄することになった。別府は最近、スキル・シマノの許可もなく、チームへの通達もなく、チームレディオシャックと口頭合意に達した。この26歳の選手は現在、スキル・シマノとの有効な契約を持ち、スキル・シマノの許可なくチームを離れ、他のチームとの契約に署名することはできないという事実を認めている。この認識が、スキル・シマノの方針の焦点だった。というのは、二者択一の判断というものは、チームと契約下にある選手の関係を害するものであり、現行の契約はもはや拘束力を失うものであるからである。
現行の契約の有効性と、選手が雇用者と直接対面する義務についての方針決定にしたがい、別府は交渉のできない賠償金の支払いによって、彼の契約から開放されるオプションを提示された。

スキル・シマノは現時点で別府を代替する計画はない。チームは現在の登録メンバーに焦点を絞って継続し、一貫して来たるべきシーズンへの準備をするだろう。チームは残留する4人のアジア選手が、スキル・シマノの目標の1つである、中国と日本における自転車競技の開発とプロモーションに、遜色ない貢献をすることができるだろうと確信している』