【速報】ランカウイ第９ステージはシピレフスキー優勝

マレーシアで開催中のツール・ド・ランカウイ（UCIアジアツアー/2.HC）は１月３１日に第９ステージを競い、ロシアのボリス・シピレフスキー（タブリスペトロケミカル）が逃げ切って区間優勝した。２位はペリグ・ケヌムー（チームヨーロッパカー）、３位はロベルト・フォースター（ユナイテッドヘルスケアプロサイクリング）だった。リーダージャージはホナタン・モンサルベ（アンドロニジョカットリ）が守った。モンサルベはこの日も中間スプリントポイントでボーナスタイムを獲得し、総合２位のリバルド・ニーニョ（レトゥアサイクリングチーム）との差を５秒に広げている。

区間優勝したシピレフスキーは、残り20kmを切って集団から逃げ出したグループの１人だった。この逃げ集団には日本チャンピオンの宮澤崇史（ファルネーゼビーニ・ネーリソットリ）も加わり、チームからゴーサインも出ていたが、残り１kmでアタックしたシピレフスキーに区間優勝をさらわれてしまった。

ツール・ド・ランカウイはいよいよ明日、首都クアラルンプールにゴールする最終日を迎える。(Photos by Le Tour de Langkawi 2011)

■ツール・ド・ランカウイ（UCIアジアツアー/2.HC）第９ステージ結果
１　ボリス・シピレフスキー（タブリスペトロケミカル／ロシア）2時間40分52秒
２　ベリグ・ケムヌー（チームヨーロッパカー／フランス）+2秒
３　ロベルト・フォースター（ユナイテッドヘルスケアプロサイクリング／ドイツ）+５秒
４　バプティスト・プランカールト（ランボークレジット／ベルギー）+5秒
５　オマール・ロンバルディ（コルナゴ・ＣＳＦイノックス／イタリア）+5秒
６　宮澤崇史（ファルネーゼビーニ・ネーリソットリ／日本）+5秒
７　クーン・デコルト（スキル・シマノ／オランダ）+5秒
８　ジョゼ・メンデス（ＣＣＣポルサットポルコウィチェ／ポルトガル）+7秒
９　アンドレイ・クラシニカウ（チポートレデベロップメントチーム／ベラルーシ）+9秒
10　ファルシャド・サレヒアン（アザド大学サイクリングチーム／イラン）+15秒
46　西谷泰治（愛三レーシング／日本）+26秒
63　土井雪広（スキル・シマノ／日本）+26秒
75　福島晋一（テレンガウプロアジアサイクリング／日本）+26秒
■第９ステージまでの総合成績
１　ホナタン・モンサルベ（アンドロニジョカットリ／ベネズエラ）27時間44分27秒
２　リバルド・ニーニョ（レトゥアサイクリングチーム／コロンビア）+5秒
３　エマヌエーレ・セッラ（アンドロニジョカットリ／イタリア）+24秒
４　デニス・ファンニーケルク（ＭＴＮクベカ／南アフリカ）+25秒
５　ラヒム・エマミ（アザド大学サイクリングチーム／イラン）+25秒
６　ラクラン・モートン（チポートレデベロップメントチーム／オーストラリア）+32秒
７　ドメニコ・ポッゾビーボ（コルナゴ・ＣＳＦイノックス／イタリア）+49秒
８　ホセイン・アスカリ（タブリスペトロケミカルチーム／イラン）+56秒
９　ヒョスク・ゴン（韓国ナショナルチーム）+57秒
10　ガデル・ミズバニ（タブリスペトロケミカルチーム／イラン）+1分15秒
25　土井雪広（スキル・シマノ／日本）+5分13秒
67　西谷泰治（愛三レーシング／日本）+30分9秒
71　福島晋一（テレンガウプロアジアサイクリング／日本）+33分40秒
77　宮澤崇史（ファルネーゼビーニ・ネーリソットリ／日本）+35分16秒
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