【ドーフィネ速報】第６ステージはロドリゲスが区間優勝

フランスで開催中のクリテリウム・デュ・ドーフィネ（ＵＣＩワールドツアー）は、６月11日に標高1422mでカテゴリー超級のル・コレ・ダルバールにゴールする第６ステージを競い、スペインのホアキン・ロドリゲス（カチューシャチーム）が区間優勝した。２位はロベルト・ヘーシンク（ラボバンク）、３位はユルフン・バンデンブルック（オメガファルマ・ロット）だった。総合首位のマイヨ・ジョーヌは、区間６位に入った英国のブラッドリー・ウィギンス（スカイ）が守った。この日、ゴール手前５kmでアタックして区間優勝したロドリゲスは「このクリテリウム・デュ・ドーフィネでは、何回か勝利に近づいていた。そして今日、やっとこのゴールにたどり着くことができた。今日はすべてがパーフェクトだったと言える。ジロ・デ・イタリアのすぐ後でドーフィネに来たのは、正しい選択だったと認めなければならない。コルサ・ローザの期間中にすでによくなっていた調子のアドバンテージがあるからね」と、区間優勝の喜びを語っている。ドーフィネは日曜日に最終日を迎え、ポンシャラからカテゴリー１のラ・トゥスイール峠までの117.5kmで第７ステージが競われる予定だ。

■クリテリウム・デュ・ドーフィネ　第６ステージ結果
［６月11日／レ・ジェ→ル・コレ・ダルバール／192.5km］
１　ホアキン・ロドリゲス（カチューシャチーム／スペイン）5時間12分47秒
２　ロベルト・ヘーシンク（ラボバンク／オランダ）+31秒
３　ユルフン・バンデンブルック（オメガファルマ・ロット／ベルギー）+39秒
４　クリストフ・ケルン（チームヨーロッパカー／フランス）+41秒
５　アレクサンドル・ヴィノクロフ（アスタナ／カザフスタン）+50秒
６　ブラッドリー・ウィギンス（スカイ／英国）+54秒
７　クリス・セーレンセン（サクソバンク・サンガード／デンマーク）+1分00秒
８　ジャンクリストフ・ペロー（ＡＧ２Ｒ・ラモンディアル／フランス）+1分06秒
９　カデル・エバンズ（ＢＭＣレーシング／オーストラリア）+1分09秒
10　トーマ・ボークレール（チームヨーロッパカー／フランス）+1分58秒
148 新城幸也（チームヨーロッパカー／日本）+29分39秒
■第６ステージまでの総合成績
１　ブラッドリー・ウィギンス（スカイ／英国）23時間16分11秒
２　カデル・エバンズ（ＢＭＣレーシング／オーストラリア）+1分26秒
３　アレクサンドル・ヴィノクロフ（アスタナ／カザフスタン）+2分13秒
４　ユルフン・バンデンブルック（オメガファルマ・ロット／ベルギー）+2分28秒
５　クリストフ・ケルン（チームヨーロッパカー／フランス）+2分52秒
６　ホアキン・ロドリゲス（カチューシャチーム／スペイン）+3分01秒
７　ジャンクリストフ・ペロー（ＡＧ２Ｒ・ラモンディアル／フランス）+3分30秒
８　カンスタンティン・シウツォウ（ＨＴＣ・ハイロード／ベラルーシ）+4分14秒
９　ヤネシュ・ブライコビッチ（チームレディオシャック／スロベニア）+4分22秒
10　トーマ・ボークレール（チームヨーロッパカー／フランス）+4分27秒
130 新城幸也（チームヨーロッパカー／日本）+50分10秒
(http://www.letour.fr/)