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TOJ開幕! 初日TTはマテューズ優勝

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第14回ツアー・オブ・ジャパンが5月16日、大阪府堺市で開幕した。国内外16チーム、94選手が参加し、初日は大仙公園周回コースで2.65kmの個人タイムトライアルが競われ、オーストラリアのマイケル・マテューズ(チームジャイコ・スキンズ)が優勝し、新緑のリーダージャージを獲得した。2位はホンコンチャイナのチャン・チンルー、3位は愛三工業レーシングチームの盛一大だった。

マテューズは昨年もオーストラリアのチームで今大会に出場し、チームメートたちの区間優勝に貢献。「グリーンジャージを獲得できて素晴らしいよ。今年も去年と同じチームで来られて、願わくば再度いい成績を上げたいね。ツアー・オブ・ジャパンは名誉ある大会だから、ぜひ勝ち続けたい。区間を2つ取るのが目標だ。そしてできればリーダージャージを長く守り続けたいネ」と、語った。マテューズは今季ツール・ド・ランカウイで区間2勝し、アンダー23クラスのロンド・バン・ブラーンデレンで2位になったスプリンター。直前にイタリアで参加したレースで落車し、右ヒザを負傷していたが「ただの擦過傷だから、大したことはない」と、話していた。彼の所属するチームジャイコ・スキンズは、残念ながら参加を予定していた選手の一人が直前に手首を骨折して参加できず、もう一人も病気で来日できなかった。第2ステージの奈良では、たった4人でリーダージャージを守る闘いを強いられることになるだろう。

ツアー・オブ・ジャパンは堺で開幕した後、奈良、美濃、南信州、富士山、伊豆と転戦し、23日に東京で閉幕する予定だ。

■第1ステージ結果[5月16日/堺/2.65km(個人TT)]
1 マイケル・マテューズ(チームジャイコ・スキンズ/オーストラリア)      3分14秒
2 チャン・チンルー(ホンコンチャイナチーム)                   +5秒
3 盛一大(愛三工業レーシングチーム/日本)                    +6秒
4 ダレン・ラップソーン(ラファコンドール・シャープ/オーストラリア)       +7秒
5 クラウディオ・クチノッタ(デローザ・スタックプラスティック/イタリア)    +10秒
6 ザッカリー・デンプスター(ラファコンドール・シャープ/オーストラリア)    +10秒
7 アンドレイ・ミズロフ(カザフスタナンナショナルチーム)            +10秒
8 福島晋一(クムサンジンセンアジア)                      +11秒
9 奈良基(クムサンジンセンアジア)                       +11秒
10 ワン・カンポー(ホンコンチャイナチーム)                   +11秒