ニュース

■11/2 日韓対抗学生自転車競技大会 結果

その他

親善大会時代から通算して第15回目の開催となる「日韓対抗学生自転車競技大会」が2009年11月2日(月)に大韓民国 全羅北道 全州市自転車競技場で開催された。

全 州市自転車競技場はソウルから約300Km南方に立地する周長333m・セメント舗装の屋外自転車競技場。 大学男子、高校男子、女子(大学・高校混成)の3カテゴリ各5名づつ、一国15名の選手団と5名のオフィシャルからなるチームで各種目同数がエントリー し、総合成績を競う大会である。大学生はインカレの、高校生はインターハイの、上位者が代表として選抜され、女子は大学生3名、高校生2名で編成。 1日に7種目を競うスタミナの要求される大会である。

小雪が舞う気温0度前後の寒いコンディションで競技は開始された。序盤の個人追抜で は韓国勢が大学生・高校生男子で金メダルを独占し好調なスタートを見せたが、女子個人追抜中盤以降は日本チームが終始優勢にたち、総合得点で徐々に差をつ け、結果的に88対65で日本チームが総合優勝した。同大会は日本と韓国での交互開催となっており、2010年には大阪での開催が予定されている。

岩手県の富士大学に在籍し、インカレではIKM タイムトライアルとスプリントの二種目で優勝した朴 敏午(パク・ミンオ)がオープン参加し、 本大会の目的のひとつである「自転車競技を通じた隣国との親善と良きライバル関係を築き、ひいてはアジア地域での競技力向上を目指す」という側面でも成果 があった。

ケイリン種目(大学・高校男子)のスタート時点。
東北学院大学の櫻井選手が優勝、3位までを日本勢が独占した。