マツダカップ　アバランチェDHマラソン 報告

「マツダカップ　アバランチェDHマラソン」を取材してきました。

マツダカップは野沢温泉から岐阜のウイングヒルズ白鳥リゾートに舞台を移して８月６日から８日にかけて、ご当地の夏祭りとコラボして行なわれたので、この大会伝統のウエルカムパーティは太鼓や盆踊りの賑やかな音に包まれたのです。そこで披露された郷土芸能の「郡上宝永義民太鼓」は、江戸時代に藩の重税にあえいだ百姓が一揆を起こして、江戸幕府に直訴して勝利した物語を、4部構成の太鼓と踊りで表現。最初は物悲しく、最後には希望に満ちていて、感動しました。

マツダカップは来年30回目を迎えるMTBの大会ですが、このパーティや、地元ボランティアの温かい協力もあって、また参加したくなるイベントのひとつです。メインのアバランチェDHマラソンでは、スペシャライズド所属の宮本光司が優勝しました。

Report／松本敦

Photo／鈴木英之