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しまなみ海道の愛媛側で自転車出張修理サービス始まる

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瀬戸内海を横断して愛媛と広島を結ぶ「しまなみ海道」の愛媛側で、3月16日から自転車の出張修理サービス「しまなみサイクルセーバー」が始まった。愛媛県今治市のサイクリングターミナル「サンライズ糸山」が運営するもので、日曜と祝日に限り、サイクリング中の自転車の故障に出張修理等で対応する。

対象となるのは、今治市の大島、伯方島、大三島を走るサイクリスト。故障時にサービス拠点の「上浦レンタサイクルターミナル」へ電話すると、自転車安全整備士の資格を持つ作業員が軽ワゴン車で現場に向かい、チューブ交換や自転車部品の販売などを行なう。

 

「しまなみサイクルセーバー」の出張修理車(今治市観光課提供)

 
出張料金は500円で、作業工賃も含まれる。今治市観光課の担当者は「おもてなしの意味でこの値段にした」と話す。修理に必要な自転車部品は市価で販売。サイクリストの搬送は行なわない。
しまなみ海道の広島側には自転車店などの修理拠点が点在する一方、このサービス範囲である3島には同様の施設や店舗はほとんどなく、しかも数少ない自転車店も週末は閉店。また、今治市内に出張修理を行なう自転車店はあるものの、現場へ向かう際にしまなみ海道の通行料が発生するため、修理費用が割高になる問題点があった。
一方、上浦レンタサイクルターミナルは大三島にあるため、故障発生地点に向かいやすく、また通行料負担が発生しないのが強みだ。
今治市では昨年10月、全国で初めてサンライズ糸山に「自転車用チューブ自販機」を設置するなど、しまなみ海道を訪れるサイクリストへの「おもてなし」に力を入れる。3月28日時点での出動件数はゼロだが、担当者は「サイクリングシーズンはこれからが本番。しまなみ海道で安心してサイクリングを楽しんでもらえるよう、サービスを宣伝していきたい」と話している。
しまなみサイクルセーバーの受付電話番号は0897-87-3855で、営業時間は4月から11月末まで10時~17時、12月から3月末までが10時~16時。なお今月中に限り17時まで受付を行なう。
(斉藤円華)