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徳田鍛造(鹿屋体育大)が全日本選手権ロードU23チャンピオンに

レース

大分市の山岳コースで行なわれた今年の全日本選手権ロードで、キャノンデールSUPERSIX EVOを駆る徳田鍛造(鹿屋体育大、3年)がU23クラスでラスト35kmを独走で逃げ切りみごと優勝、U23全日本チャンピオンの座を獲得した。

 

 

今年の全日本選手権ロードは今まででもっとも厳しい山岳コース。U23(23歳未満)のクラスは135kmで4500mという前代未聞の上り標高差。中盤から逃げた徳田は、メイン集団をチームメイトがコントロールするなか、途中から単独となってからもペースを落とさず優勝。3位・山本元喜、5位・石橋学そして7位には弟の徳田優が入り、完走者わずか11名というサバイバルレースで個人とチームの力を証明した。

優勝した徳田は、「ふだんは序盤からチームのために逃げることが多い。でも今日は監督に勝っていいと言われた。与えられたチャンスなので絶対に勝つと心に決めて走った」と語った。チームや関係者、友人らの名を挙げて感謝するとともに「自分が一番強いのではなく、今日は展開があって自分が勝っただけ」といたって謙虚だ。この日はどの位置からでも勝つことのできた鹿屋体育大。今後の活躍がさらに期待される。

 

 

また男子ジュニアでは全日本個人TTを制したキャノンデールSUPERSIX EVOを駆る岡篤志(C PROJECT)が2秒差で2位と健闘を見せた。 

問 キャノンデール・ジャパン http://www.cannondale.co.jp/