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新城、「ブエルタ・ア・エスパーニャ2019」に出場決定!! 12回目のグランツール

レース
2019年8月24日にスペイン、アリカンテ地方で開幕するブエルタ・ア・エスパーニャに、新城幸也(バーレーン・メリダ)が出場することが決まった。

新城は度重なる怪我により、2017年のツール・ド・フランス以来、グランツールの出場はなかったが、今年3月の大怪我を克服しレース復帰してからチームの信頼を得て、自身12回目のグランツール出場が決まった。新城はこれまでツール・ド・フランスに7回、ジロ・デ・イタリアに2回、ブエルタ・ア・エスパーニャに2回出場し、すべて完走を果たしている。

 
バーレーン・メリダのブエルタメンバー
バーレーン・メリダのブエルタメンバー


チームからの発表を受けて新城は、

「お待たせしました! やはり何度走っても、グランツール出場の喜びは大きいです。後半のレーススケジュールにブエルタが入っていたので、出場できると信じて、準備をしてきました。

怪我で前半戦をほとんど走っていないので、身体は他の選手よりもフレッシュです。山岳合宿を経てコンディションも上がってきているので、開幕が楽しみですが、久しぶりのグランツールですので、3週間しっかりコンディショニングを考えて、チームの仕事をこなしながらも、自分にとっても何か残せるように走りたいです。

2ヵ月半の治療、リハビリ期間も協力いただいた皆様、応援し続けてくださった皆様、そして、こうしてチャンスを与えてくれたチームに感謝しかありません。また3週間、応援お願いします」

とコメントしている。

チームの総合を狙うエースはドメニコ・ポッツォヴィーヴォのはずだったが、練習中の交通事故での大けがにより、若手のウクライナ人選手、マルク・パドゥンに託されることとなり、 ベテランの新城の役割は大きくなりそうだ。また、スプリントでステージ優勝を狙うドイツ人選手、フィル・バウハウスの牽引役として、平地でもチームの仕事は少なくなく、11回のグランツールを経験している新城の腕の見せ所と言えそうなブエルタになると思われる。新城は8月21日から開幕地のアリカンテに入り、22日にチームプレゼンテーションが行われる。



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ciclissimo(チクリッシモ)No.61