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ストラバが運動を習慣化する新たなチャレンジ「The Escape Plan」を発表

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STRAVA(ストラバ)は、週5日のアクティビティを4週間連続で続けるチャレンジ「The Escape Plan」を発表した。

 


これまでサイクリングまたはランニングのみに対応していたストラバのチャレンジ機能だが、マルチスポーツに対応する新たなチャレンジ形態が開発され、より多くのアスリートが楽しめるようになった。これにあわせて実施される「The Escape Plan」チャレンジは、ストラバで記録可能な全32種類のアクティビティタイプが適応され、その中から毎回好きなアクティビティを1回15分以上記録してストラバに投稿することで進めていくことができる。

この新しいチャレンジ形態は、運動の習慣化に着目して開発されたもの。ストラバのビッグデータによると、高頻度、低強度のエクササイズは、より長期的な運動の継続を促し、特に複数種類のアクティビティを取り入れることが習慣化につながる傾向を示している。

頻度を高め、幅広い種類のアクティビティに取り組むことが継続性を高める

ストラバにアクティビティを投稿した日数が週平均で5日だった人は、週平均で2日だった人に比べ、過去1年間でアクティブだった(運動をした)週が2倍も多いことがわかった。つまり、1週間当たりの運動ボリュームの多さは、より長期的なアクティビティの継続に関係していると考えられる。

幅広い種類のアクティビティを取り入れることも、より長期的にアクティブでいつづけられる秘訣かもしれない。ストラバで毎週2種目のアクティビティを投稿している人は、毎週1種目のアクティビティを投稿している人に比べ、過去1年間でアクティブだった週が2倍も多いことがわかった。さらに毎週4種目のアクティビティを投稿している人は、毎週1種目のアクティビティを投稿している人に比べ、過去1年間でアクティブだった週数に3倍近くもの差があった。

記録更新の鍵は「追い込み」ではなくトレーニングの習慣化にある

同じフルマラソン大会を2年連続で走ったストラバアスリートのうち、2年目のレースでタイムを改善(短縮)したランナーは、改善しなかったランナーに比べて、2年目のトレーニング回数を大きく増やしていた。具体的には、大会前12週間(トレーニング期間)のランニングのセッション回数において、1年目では改善したランナーもしなかったランナーもほぼ同じセッション数だったのが、2年目では改善したランナーの方が改善しなかったランナーよりも、ランニング回数を20%近く増やしていた。

ただし、2年目にタイムを改善したランナーは、マラソンペース以下でのトレーニングをより多くしていた。つまりタイムを改善した全ランナーが、2年目のトレーニングにおいて、マラソンペースでの練習量を大幅に減らしていました。例えば、タイムを改善したサブ4ランナーは、1年目のトレーニングの43%をマラソンペースで走っていたが、2年目のトレーニングでは25%まで減っていた。また、タイムを改善したランナーは、前年に比べてランニング以外の活動をする時間が増えていた。

これらのデータを考慮すると、長期的な運動の習慣づけは、1回あたりの運動量の多さや負荷の高さではなく、こまめにでも身体を動かす頻度を高めることで実現できるかもしれない。



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