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長野県の白馬岩岳MTBパークに、パナソニックが監修したeバイク向けのコースが開設【eバイクジャパン】

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2020モデルとして次々に発表されているeバイクにおいて、本格的なMTBタイプである「eMTB」の数も急速に拡大している。
そんな中、「eバイクと本格的なMTBをもっと気軽に体験したい」という声に応えるべく、長野県の「白馬岩岳MTBパーク」(以下、岩岳)を運営する白馬観光開発とパナソニックサイクルテックが協業することで、同ゲレンデの山頂部分においてeMTB向けコースが8/3よりオープンした。
 

eMTBでもっと気軽に白馬の絶景を楽しめる!

これまでウィンターシーズンのみしか開かれなかった、岩岳の西側のゲレンデを使用するeバイク向けコース
これまでウィンターシーズンのみしか開かれなかった、岩岳の西側のゲレンデを使用するeバイク向けコース
スポーツバイク経験が少ないという人でも、アシストによって簡単にMTB体験ができるのがeMTBの魅力だ
スポーツバイク経験が少ないという人でも、アシストによって簡単にMTB体験ができるのがeMTBの魅力だ
山頂まではゴンドラに乗って上がる。ゲレンデ下のレンタルショップ・スパイシーでバイクを借りた場合はゴンドラのサイドに積むことになる
山頂まではゴンドラに乗って上がる。ゲレンデ下のレンタルショップ・スパイシーでバイクを借りた場合はゴンドラのサイドに積むことになる

白馬といえば、冬季五輪の開催地のひとつとなるほどウィンタースポーツが盛んなエリア。そして春から秋のグリーンシーズンにかけては、1990年代にビッグイベントが開催された岩岳を中心として「MTBの聖地」と呼ばれるほどに高い知名度を誇った。
その後岩岳のMTBパーク自体は10年以上休止されていたが、2015年より本格的なダウンヒルコースを再オープン。
「フロートレイル」と呼ばれる近年の最新の流行を取り入れた世界レベルのコースビルディングを行い、上級者から初心者までが楽しんでダウンヒルを楽しむことができるパークへと生まれ変わり、先の2018年シーズンには同パークの来場者が1万人を超えるほど右肩上がりで成長している。

しかしながら何と言っても魅力的なのは、同パークをゴンドラで上がった標高1289mの山頂エリアから見渡すことができる北アルプスの山々。日本三大雪渓に数えられる白馬岳の大雪渓をはじめとした白馬三山に連なる絶景目当てに、ファミリーからシニア層まで多くのアウトドア好きが岩岳に集っている。

そういった幅広いユーザーと、MTBの楽しみを結びつけるべく今回、パナソニック監修のもとコースか増設されたのだ。
設定されたコースは、eMTBで絶景を堪能してもらうべくシンプルな直線基調のワンウェイコース。山頂にてパナソニック製eMTBをレンタルし、コース内を自由に周遊することができる。

またその他にも、岩岳の麓にてMTBのレンタルやガイドツアーを行うショップ・スパイシーにおいても、パナソニックのeMTBレンタルを開始。こちらではダウンヒルコースへ入っての本格的なライドや周辺コースのサイクリングを楽しめるだけでなく、ガイドのアテンドのもとeMTBのパワフルなアシストを活用した特設ヒルクライムツアーも計画されている。これによってユーザーのレベルや目的に応じて、このエリアでの”eMTBという乗り物の遊び方”そのものも堪能することができるのだ。
 
山頂でヘルメットとともに借りる事ができるパナソニックのeMTB「XM1」。また、マルチドライブユニットを採用した「XM2」も用意される。1時間2000円から
山頂でヘルメットとともに借りる事ができるパナソニックのeMTB「XM1」。また、マルチドライブユニットを採用した「XM2」も用意される。1時間2000円から
スパイシー側ではより本格的なスポーツライドを想定したフルサスペンションモデルの「XM-D2」(画面左)がレンタル可。こちらは1時間4000円、または1日1万円
スパイシー側ではより本格的なスポーツライドを想定したフルサスペンションモデルの「XM-D2」(画面左)がレンタル可。こちらは1時間4000円、または1日1万円
パナソニックサイクルテック取締役の山本達明氏
パナソニックサイクルテック取締役の山本達明氏
この白馬岩岳マウンテンリゾートの他にも、白馬エリアでさまざまなアクティビティ施設を新規オープンしている白馬観光開発代表取締役の和田寛氏
この白馬岩岳マウンテンリゾートの他にも、白馬エリアでさまざまなアクティビティ施設を新規オープンしている白馬観光開発代表取締役の和田寛氏

Panasonic コースのオープンを前に行われたメディア向けツアーでは、実際にレンタルが行われる予定のパナソニック製eMTB、「XM1」、「XM2」そしてフルサスペンションモデルの「XM-D2」が用意された。
運営時と同じように、まずは山頂のブースにてヘルメットとバイクをレンタル。スニーカーに動きやすい服装であれば、手ぶらで来てすぐに始めることができる。

さっそくコースへ出ると、下ってすぐに目に飛び込んでくるのが北アルプスの絶景だ。勾配の変化を感じつつゆっくり下って、また同じコースを上っていくこととなる。人力のMTBであればこれがかなりハードなクライムとなるわけだが、そこは電動アシスト搭載のeMTB。アシストの力でスイスイと上っていく。

下りの際は路面の状況などをしっかり把握するために気を抜いていられないが、上りであればそんな心配も無く楽に進んでいき、より優雅に景色を楽しむ余裕も生まれるのだ。
上った後にはNY発の人気ベーカリー「THE CITY BAKERY」のサンドイッチやコーヒーを楽しめる「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」で絶景を前にランチと、まさに白馬の大自然を満喫するにはぴったりの行程だ。

また、ツアーの最後にはMTBの扱いに慣れているという人はそのまま岩岳のダウンヒルコースへ。細かいアップダウンやコーナーが連続するので上下左右にうねりを感じ、まさにバイクと一体になりながら下っていくという感覚は、シンプルな楽しさがあふれている。一本下ってみるだけで、eMTBという乗り物の可能性を感じることができた。
(※運営時ではレンタルeMTBでダウンヒルを行う場合、ゴンドラ下のショップ、スパイシーにてeMTBをレンタルする必要があります。)


パナソニックサイクルテックの取締役である山本達明氏は今回のプレゼンテーションの中で

「今回の白馬岩岳コース開設やレンタルサービスの開始は、私たちが目指すIoT化によって自転車と社会を結びつけるという可能性の大事な部分を担うこととなります。
2016年の国内初eMTB発表以降ラインナップの拡充を行ってきました。しかしそうしたハード面だけでなく、リゾート地でのレンタルサービスや誰もが気軽に楽しめるコースの増設などソフト面の充実によって、これまで以上に多くのユーザーにeMTBの魅力を体感してもらいたいと考えています。
そしてこの白馬岩岳をeMTBの情報発信拠点として、より進化させて行きたいです」と話した。

次の週末、何か新しい自転車アクティビティを探しているという人は、「eバイク×白馬」というのはいかがだろうか。
 
eバイク向けコースのすぐ上には「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」が。ライド後には白馬三山を望む開放的なテラスでコーヒーをいただこう
eバイク向けコースのすぐ上には「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」が。ライド後には白馬三山を望む開放的なテラスでコーヒーをいただこう



パナソニックサイクルテック
白馬岩岳MTBパーク

(text&photo:江里口恭平)