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新城幸也が先頭を引いた第4ステージでパドゥンが総合首位キープ!アドリアティカ イオニカレース2019

レース
イタリアのヴェネト州(ヴェネチィア県)で開催されている『アドリアティカ イオニカレース2019』に参戦中の新城幸也(バーレーン・メリダ)。

バーレーン・メリダが総合首位の選手を擁するリーダーチームとして走った第4ステージは、200kmを超える長丁場。新城幸也は50km以上に渡り先頭を引き、レースをコントロールし、マルク・パドゥンの総合首位を守り、自身も無事にフィニッシュしている。

 
第4ステージのスタート地点で笑顔を見せる新城幸也 Photo:Bettini Photo          
第4ステージのスタート地点で笑顔を見せる新城幸也 Photo:Bettini Photo          


新城幸也のコメント:
「下り基調の前半で少人数(5人)を逃がす事に成功し、その中で最も総合成績が良かった選手がリーダーのマルク(パドゥン)より10分遅れだったので、チームメイトのドメン(ノヴァーク)と2人でタイム差を最大6分まででコントロール。自分達は逃げ切ってもらっても、総合が逆転されることはなく余裕があるので、ステージ優勝を狙いたいチームの助けを待ちながらレースを進めた。

90km地点からドゥクーニンク・クイックステップの1人がペースアップし、その後トレック・セガフレードが1人続いた。120km地点から2チームから2人づつ先頭を引いてくれ、みるみる前との差は縮まり、自分の今日の任務はほぼ終わった。それでも何が起こるか分からないので可能な限り集団に留まり、残り40kmの山岳賞ポイントで遅れてグルペットでゴールを目指した。

今日は調子良く先頭を引き続ける事ができた。総合首位もしっかり守れたし。最終日の第5ステージは予定は130kmだが、100kmのレースになるかもしれない。ツール・ド・フランス同様にこちらイタリアも天気がおかしく、レースが左右される。今日も雷の鳴ってる中でのレースだった。とにかく、最終日もリーダーを守り、無事にレース終えたいと思う。」

【text:Miwa IIJIMA】

大会公式WEBサイト

 
ヒマワリ畑のなかを行く集団 前から3番目に新城幸也 Photo:Bettini Photo
ヒマワリ畑のなかを行く集団 前から3番目に新城幸也 Photo:Bettini Photo