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新城幸也のチームメート、パドゥンが総合首位!アドリアティカ イオニカレース2019 第3ステージ

レース
イタリアのヴェネト州(ヴェネチィア県)で開催されている『アドリアティカ イオニカレース2019』に参戦中の新城幸也(バーレーン・メリダ)。

2019年7月26日に行われた第3ステージは厳しい暑さからスタートし、フィニッシュでは雹と目まぐるしく変わる天候。バーレーン・メリダは総合を狙う上りのエース、マルク・パドゥン(ウクライナ)が獲得標高3570mという厳しい山岳ステージを制し、総合1位に浮上した。

今大会でチームは2勝目となり、第4ステージもリーダージャージを保持するリーダーチームとして走る。

 
第3ステージで優勝したマルク・パドゥン Photo:Bettini Photo          
第3ステージで優勝したマルク・パドゥン Photo:Bettini Photo          


新城幸也のコメント:
「今日は6人以上の逃げには乗るようにと、チームからのオーダーを受けて、スタート。

3選手が逃げグループを形成したので見送って、総合を狙うチームのリーダーであるマルク(パドゥン)のために走ることに。4つ上りがあるのだが、カテゴリーついてない11kmが2回。カテゴリー1級(11km)、カテゴリー1級(7km。フィニッシュ)、序盤は厳しい暑さで、まるでサウナの中を走っているようだった。1日走りきったサイクルコンピュータは最高気温39℃となっていた。

1つ目の上りで若干遅れて、下りで集団復帰したが、この時点で集団に残っている選手は50〜60人になっていた。その下りでマルクがパンクし、彼を待って集団復帰を助けて、自分の役目は終わり。

補給所を過ぎて、2つ目の上りでメイン集団に入り、そこで長い1日の始まりとなる。3つ目の頂上から雲行きが怪しくなり、雨の予報が当たってしまい、雹まで降ってきた…。自分がいるグループはまだ走れるレベルの雹だったが、後のグループはみんなで雨宿りしないといけないぐらい大きな雹だったらしい。

最後の上りでフラフラで上っているとマルクが勝ったと言う情報が無線から入り、嬉しかった。

第4ステージはスタートから下り基調のまたまた200km超のステージ。リーダージャージの山場となるので、しっかり守れるように頑張ってきます。」

【text:Miwa IIJIMA】

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