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コボのアンチ・ドーピング違反処分が確定し、ブエルタ・ア・エスパーニャ2011はフルームが繰り上げ総合優勝

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国際自転車競技連合(UCI)は、アンチ・ドーピング違反(禁止薬物の使用)で3年間の不適格処分を課されたスペインのフアンホセ・コボが、期限までにスポーツ仲裁裁判所(CAS)に控訴しなかったことを確認し、その処分が確定したと発表した。

すでに引退しているコボは、2009年と2011年のバイオロジカル・パスポートで見つかった異常でアンチ・ドーピング違反の有罪になっていた。

UCIはコボの2009年のUCIロード世界選手権の成績(ロードレースはリタイア、個人タイムトライアルは42位)と、ブエルタ・ア・エスパーニャの2009年の総合10位、2011年の総合優勝を失格とした。

この決定により、2011年のブエルタ・ア・エスパーニャの総合優勝は、繰り上げで英国のクリストファー・フルーム(チームイネオス)になった。

 

ブエルタ・ア・エスパーニャ2011 個人総合最終成績(コボ失格後)

1. FROOME Chris (SKY PROCYCLING / GBR) 
2. WIGGINS Bradley (SKY PROCYCLING / GBR) +1:26
3. MOLLEMA Bauke (RABOBANK CYCLING TEAM / NED) +1:50
5. MENCHOV Denis (GEOX-TMC / RUS) +3:48
6. MONFORT Maxime (LEOPARD TREK / BEL) +4:13
7. NIBALI Vincenzo (LIQUIGAS-CANNONDALE / ITA) +4:31
8. VAN DEN BROECK Jurgen (OMEGA PHARMA-LOTTO / BEL) +4:45
9. MORENO FERNANDEZ Daniel (KATUSHA TEAM / ESP) +5:20
10. NIEVE ITURRALDE Mikel (EUSKALTEL-EUSKADI / ESP) +5:33

UCI公式サイト