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【東京・江東区】特別企画展「SPORTS×MANGA」9/29まで 「弱虫ペダル」の1000km合宿体験も

イベント
江東区にあるパナソニックセンター東京で、2019年9月29日(日)まで、オリンピックとパラリンピックの機運醸成を目的に、特別企画展「SPORTS×MANGA」が開催されている。

企画展には、欧州最大級のマンガ関連イベントである「アングレーム国際漫画祭」のアートディレクターがキュレーターとして参画。パナソニックのプロジェクターや液晶ディスプレイなどを活用して、100タイトル以上のスポーツマンガ作品を紹介し、その豊かな歴史と文化、またスポーツの魅力を伝える。7つの空間で展示を構成しており、それぞれにテーマを設定し、複製原画のパネルとパナソニックの技術を組み合わせた体感型の展示も展開している。具体的には次のような構成となっている。

<第1章>スポーツマンガの歴史と日本社会
マンガ黎明期から現代まで続く歴史を紹介するとともに、社会における影響を紹介

<第2章>トレーニング
スポーツマンガに描かれる精神的、哲学的なトレーニングや、年代ごとの変化を表現

<第3章>必殺技
実際にはあり得ない技が登場し、現実世界とは離れたスポーツの世界観を演出

<第4章>ヒーローとアスリート
マンガのヒーローにあこがれて競技を始めたアスリートなど、深い関係性を紹介

<第5章>マンガとスポーツの精神的価値
スポーツマンガに流れる精神、理想、価値観についてオリンピックのバリューと重ね合わせて紹介

<第6章>パラリンピック競技を描くマンガ・アニメ
パラリンピック競技の楽しさ、凄さを伝えることで、マンガがパラリンピックのバリューを普及してきたその実態を紹介

<第7章>世界に拡がる日本のマンガ文化
日本から生まれた「マンガ」という文化が、世界にインパクトを与え、人気を拡大してきたその影響力を紹介

 
スポーツマンガの歴史を紹介する展示では「シャカリキ」も
スポーツマンガの歴史を紹介する展示では「シャカリキ」も


特に第2章のトレーニングでは、「弱虫ペダル」で、インターハイ出場メンバーを選ぶために総北高校が行った合宿、4日間で1000km走破する体験ができる。負荷は変わらないが、合宿地のモデルとなった伊豆のサイクルスポーツセンターのマップが画面に映し出され、特定のポイントに到達すると、そこでのマンガの場面が表示される仕組みになっている。なお、ロードバイクはブリヂストンが提供している。

 
子供も体験できるようにキッズ用ロードバイクのアンカー「RJ1」
子供も体験できるようにキッズ用ロードバイクのアンカー「RJ1」


企画展が開かれる前日の7月12日(金)にはオープニングセレモニーが行われ、東京都の小池知事が出席。オリンピックだけではなく、「親しみやすいマンガを通じてパラリンピックへの注目が高まることを期待したい」と挨拶した。

夏休み期間中はアスリートを招いたトークイベント等も実施される予定だ。

 
東京都の小池知事
東京都の小池知事
マンガではなくアニメだが、NHK「アニ×パラ」の「弱虫ペダル×パラサイクリング」が7月20日に放送される
マンガではなくアニメだが、NHK「アニ×パラ」の「弱虫ペダル×パラサイクリング」が7月20日に放送される


いっしょにTOKYOをつくろう。特別企画展「SPORTS×MANGA」
・期間:2019年9月29日(日)まで 
※月曜日休館(ただし、9月16日は開館予定)

・時間:10時00分~18時00分(最終入場:17時45分)

・場所:パナソニックセンター東京(東京都江東区有明3丁目5番1号)

会場アクセス
りんかい線「国際展示場駅」徒歩2分
新交通ゆりかもめ「有明駅」徒歩3分

・料金:入場無料

・主催:パナソニック株式会社

・協力:アングレーム国際漫画祭、読売新聞社

・後援:東京都、公益財団法人日本オリンピック委員会
公益財団法人日本障がい者スポーツ協会日本パラリンピック委員会
在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、在日スイス大使館、江東区教育委員会

・特別協力:講談社、小学館、集英社、秋田書店



問・パナソニックセンター東京