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2019全日本選手権ロードレースに伊藤雅和、吉田隼人、西村大輝が出場

レース
2019年6月30日(日)に全日本選手権ロードレース・エリート男子が静岡県小山町の富士スピードウェイで開催され、NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネからは、伊藤雅和、吉田隼人、西村大輝の3人が出走する。

全日本選手権ロードレースは年に一度開催される、その年の日本チャンピオンを決める大会で、今年は6月27日に開幕。タイムトライアル種目、各年齢別カテゴリーのレースが開催され、30日午前9時に大会のクライマックスとなるエリート男子・ロードレースがスタートする。

富士スピードウェイのレーシングサーキットは4563mだが、UCI規定により外周路等も組み込み、1周回10.8km(逆回り)の特設コースを設定。男子エリートは、そのサーキットを21周回する227kmで競われる。1周回の標高差は約145m、総獲得標高は3000mを超える。またテクニックが必要となるタイトなコーナーや道幅の狭い区間も設定されている。


 


富士スピードウェイは2020年の東京オリンピックで、自転車ロードレース競技のフィニッシュ地点、ロードレース・タイムトライアルのスタート/フィニッシュ地点となる。234kmの男子ロードレースは、東京都調布市・武蔵野の森公園をスタートしたあと、道志みちを通過して山中湖へ、その後、籠坂峠、富士山麓を周り、180km地点前後に富士スピードウェイを2回通過。そして最後の勝負どころとなる三国峠・籠坂峠を経て、再び富士スピードウェイに向かい、ホームストレート上にフィニッシュラインが引かれる。オリンピックでは、選手たちは東ゲードよりサーキットへと入り、Aパドックからホームストレートを通過してコースを約1周、順走する。

また今年の7月21日には東京オリンピックプレ大会となる「READY STEADY TOKYO - 自転車競技(ロード)(UCIアジアツアー1.2クラス)」が予定されており、オリンピック同様に富士スピードウェイが使用される。コースは富士山麓エリアがショートカットされた179kmとなるが、富士スピードウェイはオリンピックコースと同様に、中盤を過ぎてから2度通過し、最後はフィニッシュ地点となる。


 


ナショナル選手権は同日に世界各国で開催され、イタリア選手権にはマルコ・カノラ、イヴァン・サンタロミータ、ニコラ・バジョーリ、フィリッポ・ザッカンティ、ダミアーノ・チーマ、イメリオ・チーマ、ジョバンニ・ロナルディの7名、スペイン選手権にはフアンホセ・ロバトとジョアン・ボウが出場する。

2019全日本選手権ロードレース
NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネ出場選手
伊藤雅和
吉田隼人
西村大輝
監督  大門宏


第88回 全日本選手権自転車競技ロードレース
男子エリート

開催期間/2019年6月30日(日)午前9時スタート
カテゴリー/ナショナル選手権
場所/静岡県小山町 富士スピードウェイ 
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NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネ
2019 今後のレーススケジュール(予定)
7月14日〜27日 Tour of Qinghai Lake(中国/UCIアジアツアー2.HC)
7月21日 Tokyo 2020 Test Event / READY STEDY TOKYO(日本/UCIアジアツアー1.2)
7月24日〜28日 Adriatica Ionica Race(イタリア/UCIヨーロッパツアー2.1)