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ビアンキ社オーナー、サルバトーレ・グリマルディ氏 労働騎士勲章を受章

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グリマルディ・インダストリー(スウェーデン)の創業者兼CEOであり、ビアンキ社オーナーでもある実業家のサルバトーレ・グリマルディ氏が、イタリアのセルジョ・マッタレッラ大統領から、産業界での優れた功績を残した人に贈られる「労働騎士勲章」(Cavaliere del Lavoro)を授与された。

グリマルディ氏は、1945年イタリア・ターラント生まれ。7歳の時に家族と共にスウェーデンに移住した。20代の時に、スウェーデンの首都にあるボルボ社で技術者としてキャリアをスタート。その後、独立して自身で会社を立ち上げると、1代で大きな成功を収め、ビアンキ社など多くの企業を傘下に持つグループのオーナーとして現在も手腕をふるっている。

 


グリマルディ氏の談話:

「今回、私が労働騎士勲章を受賞できたことは、私の人生において、とても重要で名誉なことです。イタリアの産業の成長に貢献でき、ビアンキ社のような、歴史のあるブランドに尽力できたことを誇りに思います。ビアンキ社は、今日まで、ロードレース界において、数々の大きな成功を収めてきました。マルコ・パンターニ選手が、ジロ・デ・イタリアとツール・ド・フランスをダブルで優勝を飾った時のことは、今でも鮮明に記憶しています。また、私たちは常に新たな挑戦を続けており、現在のビアンキ社が誇る革新的な機能の1つであるカウンターヴェイル(振動除去機能)や、今後のサイクリング業界の大きな潮流の1つにあるであろうeバイクにいち早く焦点を当てたビジネスを今後も展開していきます。」



問・サイクルヨーロッパジャパン(ビアンキ)