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新城、落車以来初めて外でペダルの感触を確かめる

レース
2019年3月13日にタイでの自主合宿中の落車により左肘の粉砕骨折、骨盤骨折の怪我を追ってから治療、リハビリに専念していた新城幸也(バーレーン・メリダ)は、5月15日に、落車以来初めて外での実走を行った。

5月10日、JISS(国立科学スポーツセンター)で行った診察では、左骨盤は7割から8割の仮骨が確認され完治に近いが、手術した左肘は、骨をつなぎ合わせるために入れたワイヤーとスクリューの干渉によって、若干、伸縮に違和感を覚えることがあり、まだ仮骨が完全ではないという診断を受けた。

5月7日からエリート・インタラクティブ・トレーナーでの室内トレーニングを開始していた新城は、JISSでの診断結果から担当ドクターと相談し、外での実走ができると判断して、14日~16日まで軽井沢での復帰合宿を行い、落車以来はじめて外でバイクにまたがりペダルの感触を確かめた。

 
終始笑顔で、走れる喜びをかみしめる新城 
終始笑顔で、走れる喜びをかみしめる新城 
沢山のカメラに囲まれながら、怪我以来の初実走にスタートする新城
沢山のカメラに囲まれながら、怪我以来の初実走にスタートする新城



新城のコメント:

「2ヵ月ぶりです……。今回は長かったです。プロになってこんなに長く自転車に乗れなかったのは、初めてですから。でも、やっと先が見えました。何よりまた自転車に乗ることが出来て良かった、という気持ちが大きいです。まだまだ、スタート地点に立ったというところで、復帰レースの話ができるレベルではありませんが……これからやるべきことはわかっていますので、レース復帰を目指し走り込むのみです。

また、今回も沢山の皆さんに支えていただき、ここまで回復することができました、本当にありがとうございます。レースで走る姿を見ていただけるように頑張ります!!」