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さいたまクリテリウム2019 10/27開催決定!

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2019年4月15日(月)、埼玉県さいたま市で『2019ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム』についての記者会見が行われた。
 
2013年の初開催以来7回目の開催となる2019年は、10月27日(日)に開催されることが決定した。2017年までは例年土曜日に開催されていたのだが、2018年は日曜日に変更。それを引き継ぐことになる。前週末にはジャパンカップが開催されていることもあり、日本でもっともロードレース熱が高まる日になることだろう。
 
さて、2019年大会では、いくつかの大きな変更が行われる。

まず、今大会から、大会の主催者がさいたま市から一般社団法人さいたまスポーツコミッションに変更される。変更の理由については、財政面の問題もあるが、さいたまクリテリウムの価値を高め、ビジネス面でも成立させていきたいという目標に対して、行政主体では柔軟性に限界があるということから、民間への移管が決定された。2019年大会から主催者となるさいたまスポーツコミッションは、スポーツイベントの誘致と開催支援を通じて観光や交流人口の拡大を図り、スポーツの振興と地域経済を活性化することを目的として組織された団体で、以前は公益社団法人さいたま観光国際協会の一部門であったが、2018年12月10日から一般社団法人として独立した。独立以前から、さいたまクリテリウムには2013年は主催(さいたま市と共同)、2014年以降は共催として関わっている。

独立にあたり、代表理事(会長)に池田純氏が迎えられた。池田氏はプロ野球チームの横浜DeNAベイスターズの初代社長を務め、その後、日本プロサッカーリーグの特任理事や日本ラグビーフットボール協会の特任理事を歴任。ベイスターズ時代には、赤字だった球団を5年で黒字に導いた手腕を買われての招聘となる。池田氏自身は自転車競技はまったくの未経験で、まだまだ分からないことが多いが、これからじっくりと目を通し、どのようにすればさいたまクリテリウムの価値を高め、ビジネスとして成り立たせていくか、また、いかにして地元に自転車文化を根付かせていくか方向性を見極める、とのこと。

さいたま市は共催として大会に関わる。大会への補助金は昨年度の2億7000万円から今年度は2億2000万円へ減額。今後も段階的に減額していくことになる。

 
池田純さいたまスポーツコミッション会長(左)と清水勇人さいたま市長
池田純さいたまスポーツコミッション会長(左)と清水勇人さいたま市長


次に、大会ロゴの変更が発表された。これは、本家ツール・ド・フランスの公式ロゴが変更されたのに伴うもので、さらにさいたまクリテリウムも生まれ変わるということで、完全にリニューアルされた。従来の円形から四角形をベースにしたデザインになっており、また、黄色い部分がこれまでよりも赤みが減って、純粋な黄色になった。

 
一新された大会ロゴ
一新された大会ロゴ


さらに、2019年大会のコースも発表された。

 
さいたま新都心通りを東西に走る、1km近い直線が特徴的な2019年大会のコース。3年ぶりにさいたまスーパーアリーナの中を通過する
さいたま新都心通りを東西に走る、1km近い直線が特徴的な2019年大会のコース。3年ぶりにさいたまスーパーアリーナの中を通過する


2017〜2018大会ではトンネルの東側部分はメインステージ会場のブロックを囲むような、コーナーの多いコース設定だったが、今年はトンネルから新都心東通りを直進し、これまで丁字路として左折していたコクーン前の交差点の1つ先の信号で折り返すというコース。トンネルを東側に出て、コクーン前の交差点を少し過ぎた、コクーンシティの駐車場の向かい辺りにスタート/フィニッシュ地点が設けられる。現状では公園や植え込みになっており、恐らくここに観覧スタンドが設置されると思われる。

 
恐らく2019年大会のスタート/フィニッシュエリアになると思われる辺り(写真の奥側を右から左に走る)
恐らく2019年大会のスタート/フィニッシュエリアになると思われる辺り(写真の奥側を右から左に走る)


直線を走ってきた選手達は、右手にフレンチレストラン、左手にイタリアンレストランに挟まれた交差点をUターンして行く。折り返し点からトンネル西側の交差点までは1km近い直線となる。

 
コース最東部の折り返し地点。写真左端のレンガ色の建物がフレンチレストラン
コース最東部の折り返し地点。写真左端のレンガ色の建物がフレンチレストラン


そして、2019年のコースの最大の目玉はやはり、さいたまスーパーアリーナの復活だろう。2014年から2016年にはアリーナ内を通過するコースレイアウトだったが、2017年、2018年はコースから外れていた。アリーナ内にも観覧席や、観戦用の大型モニターが設置される予定だ。

大会関連イベントも開催される。

公式イベントとしては、大会前日の10月26日(土)には、出場チームプレゼンテーションと、出場選手によるさいたま市内交流会が行われる。また、10月23日(水)〜25日(金)頃の予定で、『さいたまクリテリウム Dream Teacher』が行われる。これは、大会で来日する選手やスタッフがさいたま市内の学校に訪問することで、子供達に海外のスポーツや自転車文化に興味を持ってもらい、夢を育むきっかけとしてもらうことを目的としている。

一般向けイベントでは、10月26日(土)〜27日(日)の2日間、コース近くの公園(予定)で『2019サイクルフェスタ』が開催される。自転車関係や飲食系のブース出店や体験コーナーなどが楽しめる。同じ日程で、さいたま新都心駅前のけやき広場では『さいたまるしぇ』も開催。さいたま市やフランスのグルメが楽しめるイベントだ。

 
昨年までサイクルフェスタ会場だった一帯は工事が始まってしまい、使用不可に。サイクルフェスタは写真左手前側のエリアに移動して開催される予定
昨年までサイクルフェスタ会場だった一帯は工事が始まってしまい、使用不可に。サイクルフェスタは写真左手前側のエリアに移動して開催される予定



問 2019ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム