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自転車ライト専門メーカー「ガシロン」発表会レポート

新製品
4月3日、東京・新橋でGaciron(ガシロン)の発表会が開催された。ガシロンは自身もサイクリストであるという陳祥宝(ポール・チェン)氏が2012年に中国のシリコンバレーとも呼ばれる深センで設立した自転車ライトの専門メーカー。2018年のサイクルモードや2019年の埼玉サイクルエキスポ、名古屋サイクルスポーツデイズにも出展していたが、このたび正式に日本国内での販売が開始された。
 
ガシロンでは、設計・デザインから生産までを自社工場で一貫して行っており、アルミのブロックからCNCでボディを削り出すところから最終的な組み立てまでを全て自社で行うことで、徹底した品質管理がされている。現在日本国内で発売されているモデルは全てリチウムイオン電池のUSB充電モデルで、IPX3〜IPX6の防水性能を持ち、サイクリング中の突然の雨でも安心だ。

 
ガシロンの製品群。現在、日本国内で販売されるモデルは、400ルーメンから1800ルーメンのヘッドライト5モデルと、テールライトが3モデル、そしてブラケット類
ガシロンの製品群。現在、日本国内で販売されるモデルは、400ルーメンから1800ルーメンのヘッドライト5モデルと、テールライトが3モデル、そしてブラケット類
発売されているものと、バッテリー別体タイプのライトやモバイルバッテリーなど、今後発売予定の商品も並んでいた
発売されているものと、バッテリー別体タイプのライトやモバイルバッテリーなど、今後発売予定の商品も並んでいた
ヘッドライトの上位3モデルには有線のリモートスイッチが同梱される。ハンドルから手を離さずにオン/オフができる。スイッチはベルクロベルトで好きな場所に固定できる
ヘッドライトの上位3モデルには有線のリモートスイッチが同梱される。ハンドルから手を離さずにオン/オフができる。スイッチはベルクロベルトで好きな場所に固定できる
リモートスイッチはライト下面のマイクロUSBポートに接続。写真のモデルは1800ルーメンを誇る最強モデル『V9D-1800』(1万4800円)
リモートスイッチはライト下面のマイクロUSBポートに接続。写真のモデルは1800ルーメンを誇る最強モデル『V9D-1800』(1万4800円)


左は今後発売される予定のV10-800。取り付けられているのはアウトフロントブラケット『H10』(3500円)。アルミ合金製で強度が高く、重量のあるライトとGPSサイクルコンピューターなどのダブル装着にも耐えられる。ブラケットは4種類がラインナップされる

 


発表会では、ゲストによるトークセッションも行われた。
先日、ガシロンの工場を見学に行ってきたばかりというユーチューバーのけんたさん、『山は性癖です。』で人気ブロガーの篠さんが、自転車のライトについて語り合った。
また、日本ではガシロンジャパン(セイノーアジアトレーディング株式会社)が総販売元としてユーザーサポートなどを行うが、代表の家本さんは、自転車のデイライトの重要性について熱弁。今後、デイライト用に適したモデルの日本投入もありそうだ。
 
 
左からガシロンジャパンの家本賢太郎代表、ブロガーの篠さん、ユーチューバーのけんたさん、ガシロン創業者の陳祥宝氏
左からガシロンジャパンの家本賢太郎代表、ブロガーの篠さん、ユーチューバーのけんたさん、ガシロン創業者の陳祥宝氏


試供品を頂いたのでテスト。まずはライバルになるであろう、C社の800ルーメンモデル(私物)。800ルーメンのハイモードだとかなり遠くまで照らせる。中心付近はかなり明るく、スポット的な円配光


続いてガシロン・V9C-800のハイモード(800ルーメン)。C社の物に比べて中心部の明るさはほんのわずかに弱いものの、十分すぎる明るさを持っており、さらにワイドな配光で、左右の確認もしやすい。点灯中はスイッチのLEDが光る。バッテリー残量20%になると赤く光る


今回、ガシロンのラインナップの中から、現在一番人気の高い800ルーメンモデル『V9C-800』(税抜4800円)を雑誌サイクルスポーツの読者5人にプレゼント!4月20日発売のサイクルスポーツ6月号でご応募下さい。

 



問・ガシロンジャパン