パリ～ニース2019 第４ステージはニルスンが逃げ切り優勝、総合首位はクフィアトコフスキー

 
フランスで開催中の第77回パリ～ニース（ＵＣＩワールドツアー）は、2019年3月13日にヴィシーからペルザンまでの212kmで、後半に４つの丘を越える第４ステージを競い、デンマークのマウヌス・コート・ニルスン（アスタナプロチーム）が逃げ切って区間優勝した。

メイン集団は48秒遅れでゴールしたが、マイヨ・ジョーヌを着ていたディラン・フルーネウェーヘン（チームユンボ・ビスマ）は22分32秒遅れの集団でゴール。ポーランドのミハウ・クフィアトコフスキー（チームスカイ）が総合首位に立った。


ニルスンはスタートして9.5kmで逃げ出した７人の１人だった。先頭の逃げはすぐ13人になり、114km地点で最大6分以上のタイム差を付けて逃げ続けた。レース終盤の丘越えで先頭はニールセン、トマス・デヘント（ロット・スーダル）、ジュリオ・チッコーネ（トレック・セガフレード）、アレッサンドロ・デマルキ（ＣＣＣチーム）の４人になり、残り10kmでまだ集団に50秒差を付けていた。

４人はそのまま逃げ切り、残り１kmのフラムルージュを通過した直後にアタックしたニルスンがそのまま独走で逃げ切って区間優勝した。

3月14日はバルバンタヌで25.5kmの個人タイムトライアルが行われる。

 
■区間優勝したニルスンのコメント
「このレースはボクたちが走る最大のステージレースの１つだから、素晴らしいよ。計画はしていなかったが、今朝ボクは調子が良いと感じて逃げに入る決断をした。ひとたび逃げに加わったら、最後まで逃げ切るのが目標になるものさ。逃げには強い選手が大勢いたから、逃げ切れるチャンスは多かった」
 

 
■第４ステージ結果［3月13日／ヴィシー～ペルザン／212km］
1. NIELSEN Magnus Cort (ASTANA PRO TEAM / DEN) 5:03:49
2. DE GENDT Thomas (LOTTO SOUDAL / BEL) +7
3. CICCONE Giulio (TREK - SEGAFREDO / ITA) +13
4. DE MARCHI Alessandro (CCC TEAM / ITA) +18
5. CALMEJANE Lilian (DIRECT ENERGIE / FRA) +48
6. MADOUAS Valentin (GROUPAMA - FDJ / FRA) +48
7. COLBRELLI Sonny (BAHRAIN - MERIDA / ITA) +48
8. TRENTIN Matteo (MITCHELTON - SCOTT / ITA) +48
9. GILBERT Philippe (DECEUNINCK  -  QUICK - STEP / BEL) +48
10. KWIATKOWSKI Michal (TEAM SKY / POL) +48

■第４ステージまでの総合成績
1. KWIATKOWSKI Michal (TEAM SKY / POL) 16:52:27
2. SANCHEZ Luis León (ASTANA PRO TEAM / ESP) +5
3. GILBERT Philippe (DECEUNINCK  -  QUICK - STEP / BEL) +10
4. BERNAL GOMEZ Egan Arley (TEAM SKY / COL) +11
5. TRENTIN Matteo (MITCHELTON - SCOTT / ITA) +14
6. GALLOPIN Tony (AG2R LA MONDIALE / FRA) +15
7. MOLARD Rudy (GROUPAMA - FDJ / FRA) +17
8. BARDET Romain (AG2R LA MONDIALE / FRA) +17
9. NAESEN Oliver (AG2R LA MONDIALE / BEL) +18
10. GROSSSCHARTNER Felix (BORA - HANSGROHE / AUT) +18

（レース公式サイト）