ニュース

UCIがオーストリアのデニフルとプライドラーに一時的な活動停止処分を下した

レース
国際自転車競技連合(UCI)は3月5日に、UCIアンチ・ドーピング規則に従ってオーストリアのシュテファン・デニフルとゲオルク・プライドラーを、一時的な活動停止処分にする決定を下したと発表した。

デニフルとプライドラーは、先月末にノルディックスキー世界選手権が開催されていたオーストリアで、ドーピングを行っていた選手や医師が逮捕された事件に関連し、警察から聴取を受けた際に、血液ドーピングを行っていたと自白していた。

昨年までアイルランドのアクアブルースポートに所属していたデニフルは、今季CCCチームへの移籍が決まっていたが、昨年12月に「個人的な理由」で、契約終了を申し出ていた。

昨年からフランスのグルパマ・FDJに所属していたプライドラーは、警察の聴取でドーピングを自白した後、自らチームを辞めている。チームのリリースによれば、彼は昨年末に2回採血したことを認めたという。

デニフルとプライドラーは、今後オーストリア・アンチ・ドーピング機関(NADA)が懲罰手続きを行い、正式な処分を下されるだろう。



UCIの公式リリース

グルパマ・FDJのリリース