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ツール・ド・熊野2019 開催概要発表

レース
今年で21回目を迎えるUCIロードレース「ツール・ド・熊野2019」のプレゼンテーションがシマノスクエア(大阪市北区)で開催された。

今年は5月30日〜6月2日(プロローグ含む)の日程で行われる。
プロローグは5月30日の個人TT(0.7km)だ。和歌山県新宮市の市田川沿いを駆け抜ける。第1ステージも同新宮市内の113.2km(15.4+16.3km×6周回)のコースで争われる。
第2ステージは三重県に舞台を移し、熊野市と御浜町をつなぐ熊野山岳をハードに走る。日本棚田百選にも選ばれている「丸山千枚田」を登り、勾配10%を超す立札峠も目玉となる。109.3kmを走るこのステージでは総合優勝を左右するとなること必至だ。
第3ステージは三重県太地町にて104.3kmを周回コースで行われる。山と海と市街地を走る抜ける同ステージはスピード感溢れるレースになるだろう。
プレゼンテーションにはホストのキナンサイクリングチームから山本元喜・大喜兄弟と愛三工業レーシングより岡本隼選手、マトリックスパワータグの安原昌弘監督が出席し、熊野のステージの素晴らしさとレースに対する意気込みを語った。

 
右からキナンサイクリングチーム山本元喜・大喜兄弟と愛三工業レーシングより岡本隼選手
右からキナンサイクリングチーム山本元喜・大喜兄弟と愛三工業レーシングより岡本隼選手
マトリックスパワータグの安原昌弘監督
マトリックスパワータグの安原昌弘監督


U23アジアチャンピオンの山本大喜選手は開催を告げる新宮市に住む。「ツール・ド・熊野のステージも実際の練習コースとして使っています。しっかりと照準を合わせて挑む」と気合い充分。
ナショナルチャンピオンの山本元喜選手は、「チーム内でも競争が高い。日本王者として結果を出す」と闘志を燃やした。
オフィシャル観戦ツアーも3社が企画している。関西からはサイクリングツアーズジャパン(奈良市)、熊野生流倶楽部(大阪市)、中部から鯱バス(名古屋市)がそれぞれ主催者公認のツアーを提案してくれる。
 
4日間総距離327.5km(予定)を駆け抜けるツール・ド・熊野2019。様々なチャレンジがあるこの大会に期待したい。


ツール・ド・熊野2019概要(3月1日発表時)
【ステージ】
5月30日 プロローグ 0.7kmタイムトライアル 和歌山県新宮市
5月31日 第1ステージ 113.2km 和歌山県新宮市
6月1日 第2ステージ 109.3km 三重県熊野市・御浜町
6月2日 第3ステージ 104.3km 和歌山県太地町
【出場チーム】
トレンガヌInc・TSGサイクリングチーム(マレーシア)
HKSIプロサイクリングチーム(香港)
アモーレ&ヴィータ・プロディル(ラトビア)
KFCサイクリングチーム(インドネシア)
ソウルサイクリングチーム(韓国)
ジョッティビクトリア(ルーマニア)
キナンサイクリングチーム
チームUKYO
マトリックスパワータグ
チーム ブリヂストンサイクリング
宇都宮ブリッツェン
シマノレーシングチーム
愛三工業レーシングチーム
イナーメ信濃山形
チームユーラシア・IRCタイヤ
AACA選抜チーム



問:ツール・ド・熊野公式ウエブサイト