ニュース

ポッツォヴィーボが総合2位 ツアー・オブ・オマーン第6ステージ

レース
ツアー・オブ・オマーン最終日の第6ステージは急勾配の短い丘を繰り返し、最後はオマーン湾岸沿いに設定された1周7kmの周回を3周する135km。ボーナスタイムでのポッツォヴィーボの総合2位からの逆転を狙うチームバーレーン・メリダだったが、残り50kmで集団の中で有力選手が数人巻き込まれる落車が発生。ポッツォヴィーボが巻き込まれ、右半身の広い範囲を負傷してしまったが、再び走り出し、新城らのサポートで集団に復帰。総合2位を守ってフィニッシュすることができた。

新城は同タイム集団の中、76位でフィニッシュ、総合66位でレースを終えている。

 
落車負傷したポッツォヴィーボをサポートし牽引する新城
落車負傷したポッツォヴィーボをサポートし牽引する新城
擦過傷が痛々しいが、総合の表彰台で笑顔を見せたポッツォヴィーボ
擦過傷が痛々しいが、総合の表彰台で笑顔を見せたポッツォヴィーボ



新城のコメント:

「最終日はコルブレッリのステージ優勝とポッツォヴィーボの総合2位を守る事が自分の役目でした。しかし、残り50kmでポッツォヴィーボが落車。自分はコルブレッリのサポートで集団前方にいたので、落車には気づきませんでしたが、彼は酷い擦過傷を負っていました。最後の周回は集団の中がピリピリしていてリスキーな状態で、良いポジションをキープするのに苦戦し、コルブレッリと上手く連携できませんでした。近くにいたポッツォヴィーボを連れて危険回避で先頭まで上がって、自分の仕事は終わり、残り4kmで離脱しました。コルブレッリはステージ2位と惜しかった。

今回、ツアー・オブ・オマーンは初めての参加でしたが、オーガナイズも良いし、コースもキツいし、また出場したいレースの一つとなりました。落車はありましたが大きな怪我にならず、落車したステージ以外は良い調子で走れ、監督も喜んでくれて何よりでした。これから次のレースまで少し空くので、またしっかりとトレーニングして、次のターゲットに準備したいと思います。」

新城はタイに戻り自主合宿を行い、3月中旬に渡仏予定。次のレースは、3月25日~31日までのスペイン・カタルーニャー地方でのワールドツアー、ボルタ・ア・カタルーニャ(カタルーニャ一周)に出場予定だ。



大会公式HP