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ビクシズ、チタンフレーム「パトス」の新色を発表、ハンドメイドバイシクル展で初披露

新製品
イタリアのクロモリ・チタン製ハンドメイドバイシクルブランド「ビクシズ」は、チタンフレーム「PATHOS(パトス)」の新色「ORO ROSSO(オーロ・ロッソ)」を発表した。2019年2月23日(土)と24日(日)に行われるハンドメイドバイシクル展で初めて披露される。


 


追加された新色は、バイシクルフレームペインター、安田マサテル氏監修による日本国内限定カラー(製品版はイタリア塗装)。オーロ・ロッソ(赤金)とは、日本で元来「あかがね」と呼ばれていた銅を意味するが、パトスの新色で駆使したのは、ありふれた自然銅ではなく、赤銅と呼ばれる、銅に数パーセントの金を混ぜた合金の色。この、古くから象嵌細工など和の工芸品に用いられる日本固有の素材である赤銅の妖艶な輝きをペイントワークで表現した。同時に各チューブの胴抜きの塗装にあえて艶消しブラックを用いることで、皆既月食のときに赤銅色とも表される赤く染まった月が闇夜に浮かび輝く美しい様を想起させている。ロードバイクのキャラクターを決める一番のアイコンというべきダウンチューブのブランドロゴまでこの赤銅で塗り、Ti-3Al-2.5Vチタン合金独特の重みのある光沢に、赤銅という異なる合金の輝きを対峙させることで、パトスの新たなキャラクターを創り出した。


 


新色オーロ・ロッソのパトスは、ハンドメイドバイシクル展でビクシズブースに展示される。また、ビクシズのフレームビルダーのドリアーノ・デローザと、彼の娘で同社代表であるマルティーナ・デローザが初めて日本を訪れ、来場者のリクエストに応じて自ら採寸、その場でジオメトリを設計。イベント期間中に製作したジオメトリをもとにオーダーした際には、フレームと同色にペイントしたカラーステム(デダ製)がプレゼントされる特典もある。

 
カラーステムの一例
カラーステムの一例


2月23日19時からは、東京・渋谷でドリアーノ・デローザとアルティーナ・デローザ来日を記念したレセプションパーティーが開催される。詳細や申込みはビクシズジャパン公式ウェブサイトのニュースページから。
申込み並びにキャンセル期限は2月21日(木)深夜0時まで。



問・ビクシズジャパン