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ゲント6日間レースで陽性になったヴァンデルサンデは無罪で活動再開

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(©Bettiniphoto)
(©Bettiniphoto)
昨年11月に開催されたトラックイベントのゲント6日間レース(ベルギー)で、ベルギーのトッシュ・ヴァンデルサンデ(ロット・スーダル)が陽性になった事件について、国際自転車競技連合(UCI)はヴァンデルサンデの説明が容認できるとして、懲罰手続きを開始しない決定を下した。

ヴァンデルサンデはUCIから陽性を通達された昨年12月中旬にチームから活動停止処分を受けていたが、この決定ですぐに活動を再開できることになった。



ベルギーの大手新聞ヘットニュースブラッド紙によれば、ヴァンデルサンデがゲント6日間レースのアンチ・ドーピング検査で陽性になったのはプレドニゾロンという物質で、スプレー式の点鼻薬「ソフラソロン」に入っており、自由に入手が可能で、アンチ・ドーピング検査の間に申告すれば競技でも使用が許される。

しかし、ヴァンデルサンデは検査時に誤ってプレドニゾロンが含まれていない別の点鼻薬の名前を申告ししたため、陽性になってしまっていた。当時彼は2つの点鼻薬を併用していて、競技後の慌ただしい状況の中での検査で記載ミスをしてまったのだそうだ。その説明がUCIに認められたため、彼は処分を受けなくて済んだ。



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