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フェルトがラリーUHCサイクリングのサポートを開始

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設計、素材、技巧で極める最先端のライディングを目指すスポーツバイクブランド、フェルトの日本での販売元を務めるライトウェイプロダクツジャパンは、フェルトがアメリカのUCIプロコンチネンタルチーム「ラリーUHCサイクリング」とサポート契約を締結、パートナーシップを開始したと発表した。

フェルトはアメリカを拠点とするUCIプロコンチネンタルチーム「ラリーUHCサイクリング」と3年間のパートナーシップを結んだ。チームの機材スポンサーとして、男子チームと女子チームの両方に、ロードレース用バイクとして「FR ディスク」、タイムトライアル用バイクとして「DA」を供給する。

ラリーUHCサイクリングは、長い歴史を持った最も刺激的なプロサイクリングチームの1つ。特に北米大陸の原石を育成するチームとして、マイケル・ウッズ、チャド・ハガ、セップ・クス、そして新進気鋭のブランドン・マクナルティーと言った才能を送り出している。小さな地域チームとしてスタートし、男子、女子ともに勝てるチームに成長したラリーUHCサイクリングは、2019年シーズン、アメリカとヨーロッパの最高レベルのレースにフルプログラムで参戦する。

 

フェルトのスポーツマーケティングディレクター、ジェイク・ドーリングのコメント:
「ラリーUHCサイクリングは、レースのリザルトとチームの運営について、これまでに着実かつ驚くべき成長をしてきました。同時に強力なファンを増やし、それもチームのパワーに変えてきました。彼らの競技への取り組みとコミュニティへの貢献は素晴らしく、そんなチームをサポートできることを非常に誇りに思います。」


フェルトのグローバルマーケティングVP、エリック・サカロフスキーのコメント:
「ラリーUHCサイクリングの最初の目標は、北米大陸出身のメンバーによって、ワールドツアーレースを含む世界最大のレースのチケットを奪取することです。彼らは才能とモチベーションを併せ持ったチームです。そして彼らのスピリットはフェルトと共鳴するものです。フェルトが今までサポートしてきたガーミン・スリップストリームやアルゴス・シマノと言ったチームは、格上のチームに挑戦する若いチームでした。彼らは、マイヨジョーヌやマリアローザを着て、いくつもの勝利を奪う活躍を収めました。同じようにラリーUHCサイクリングのような若くて新進気鋭のチームが持つ勝利への渇望は、フェルトの持つイノベーションの追求とレーシングスピリットを体現するものです。」


ラリーUHCサイクリングマネージングディレクター、チャールズ・アーロンのコメント:
「フェルトは、世界最高峰のレースでチームのパフォーマンスに欠かせない役割を果たしてくれると確信しています。彼らはこの惑星の最先端で最高のバイクを常に送り出していますし、これ以上のバイクブランドを想像することはできません。」

ラリーUHCサイクリングの最も重要な側面の1つは、女性のレースへの長年の取り組みだ。フェルトは、トライアスロン世界世界選手権6連覇のダニエラ・リフとオリンピックのタイムトライアルチャンピオン3回のクリスティン・アームストロングを始めとした、このスポーツで最も成功した女性アスリートをサポートしてきた長い歴史を持っている。

「男子チームと共に女子プログラムをサポートすることはフェルトにとって非常に重要です。我々は長い間、女性アスリートをサポートしてきましたが、男子と女子の両方のチームを持つラリーUHCサイクリングのプログラムは、女性のサイクリングをサポートするというフェルトのコミットメントを明確に反映しています。」とドーリングは言う。

北米と世界の両方ですでに驚くべき成功を収めているラリーUHCサイクリングは、次のステージに目を向けている。チームは北米だけでなく、スペインのジローナに置いたチームベースも拠点としてフェルトバイクを駆る。

「これは私たちの14年目のシーズンであり、これまでで最もエキサイティングなものです。2019シーズンのチームメンバーは、男女ともにこれまでで最も才能のある選手が溢れていますし、振り返った時にきっとランドマークと言えるシーズンになるでしょう。」とアーロンは語った。


 

FRはフェルトの軽量レースロードで、ホロウェスコ・シタデルチームとヴェランダスウィレムス・クレランチームが駆って、すでに多くの勝利を収めている。アルゴス・シマノ時代のマルセル・キッテルやヨーン・デゲンコルブがツールやブエルタでステージ優勝やリーダージャージを獲得した伝説的なFシリーズの進化版でもある。
 

DAは、世界で最も成功したタイムトライアルバイクの1つ。とりわけ、3つのオリンピック金メダルを持つクリスティン・アームストロングがその内2回で駆ったバイクがDAだ。もちろん多くのナショナル選手権も制しており、2015年の全日本選手権では中村龍太郎が、カナダ選手権ではラリーUHCサイクリングに新しく加入したベテランレーサー、スヴェイン・タフトがいくつものナショナルチャンピオンジャージを獲得している。

チームのバイクは、同じロシニョールグループのタイムペダル、イーストンコンポーネント、スラムドライブトレイン、そしてフェルトのレフトサイドドライブトレインを備えた究極のトラックバイクTA FRDのプロジェクトにおいても協力関係にあるヘッドホイールが組み付けられる。

フェルト日本語Webページ

Felt promotion launch video(Youtube 英語)