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マトリックスパワータグの土井雪広が引退を発表

レース
チームマトリックスパワータグに所属する土井雪広が、2018シーズンをもって現役を引退すると発表した。
 
土井は日本人として初めてブエルタ・ア・エスパーニャに出場し完走したほか、2012年には全日本選手権で優勝するなど、日本を代表する選手の1人として世界を舞台に活躍してきた。活躍の場を日本国内に移してからは日本最高峰の自転車ロードレースシリーズ Jプロツアーに参戦し、チームの総合優勝に貢献。後進の育成、自転車業界の発展にも寄与してきた。


 


土井雪広選手のコメント:
「自転車のレースに出始めてから26年、プロ選手としては15年の時間を自転車に費やしてきました。まずは関わった皆さまに心から感謝を申し上げたいと思います。
 
日本へ帰国してから、日本の若手選手の育成や所属チームの結果を第一に考え、まだまだ出来ると自分に言い聞かせて走ってきました。

Team UKYO、マトリックスパワータグではジャパンプロツアーの年間総合チャンピオンチームになることができました。しかし高いモチベーションを保つことの難しさや体力の低下を2018年シーズンは強く感じることとなりました。それに伴い、2019年シーズン以降トップ選手として走り続けるのは厳しいと判断し、引退を決断しました。
 
今まで数々のワールドツアー、ヨーロッパツアー、アジアツアー、アメリカツアー、オセアニアツアーと世界中のトップカテゴリーで走り続けられたのは、これまで関わった全ての皆さまあってのことです。皆さまには感謝しかありません。
 
今後の活動は現時点では発表はできませんが、2019年以降もレース会場で、ファンの皆さまと目線を揃え、今後の日本の自転車ロードレースを応援し、盛り上げていきたいと思っています。皆さま長い間たくさんの応援ありがとうございました。」

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