ニュース

兵庫県尼崎市でHELLO CYCLINGを活用したシェアサイクル実証実験を開始

その他
阪神電気鉄道のグループ会社である阪神ステーションネット、シナネンサイクルおよびOpenStreetは、3社が構成する共同事業体で、兵庫県尼崎市において実施する「尼崎市コミュニティサイクル実証実験」 の採択事業者として、シェアサイクルの実証実験を2018年12月1日(土)より実施する。

本実証実験では、OpenStreetが提供するシェアサイクルプラットフォーム「HELLO CYCLING」の自転車と駐輪場(ステーション)を設置する。


 


本実証実験は、尼崎市における新たな交通サービスとして、シェアサイクルの有用性や課題の検証を目的とするもの。尼崎市及び兵庫県は公共用地の提供を行い、自転車や「ステーション」等の設備整備や運営を共同事業体が行う。 

また、尼崎市および兵庫県が提供する用地だけでなく、「HELLO CYCLING」のパートナー企業(コンビニ等)が提供する用地の「ステーション」とも連携して、「ステーション」の密度を高め、シェアサイクルの利用状況の分析、事業の効果や採算性の検証、本格導入に向けた課題を整理する。

■本実証実験の概要
1.期間:2018年12月1日~2020年3月(予定)

2.エリア:尼崎市全域 

3.「ステーション」設置箇所数 :
既存の「ステーション」が5カ所(兵庫県内13箇所)(2018年11月30日現在)
尼崎市及び兵庫県提供用地:7箇所の用地を対象に順次拡大予定
※2018年12月1日設置箇所:
武庫之荘駅前南口自転車駐車場、JR立花駅北自転車駐車場、阪神武庫川駅自転車駐車場、尼崎スポーツの森、阪急塚口駅南暫定自転車駐車場、尼崎市役所本庁舎、中央公園(計7箇所)
※既存の導入自転車台数は約20台(2018年11月30日現在)。
今後、利用状況を踏まえながら390 台以上を目標に順次拡大予定。

4.サービスの利用料金 60円/15分(最大 1000円/24時間) 
※地域及び運営事業者によって料金が異なる場合があります。

5.備考:補助金や委託料など、尼崎市及び兵庫県における費用負担はありません。

■本実証実験の特徴 
本実証実験では、東西に横断する鉄道交通機関と連携し、南北の移動手段としてのインフラ設計を行い、尼崎市の二次交通の更なる拡充を図ります。阪神ステーションネットは、阪神電気鉄道沿線の住民・来訪者の移動の利便性を高めるとともに、放置自転車対策に取り組み、住みやすく快適な街づくりに貢献できるよう、2017年12月より「HELLO CYCLING」を活用したシェアサイクル事業を既に展開しています。

「HELLO CYCLING」の詳細