スペシャライズドが助けを呼ぶ自転車用ヘルメットを発売サイクルスポーツのニュース

スペシャライズドはバイク用ヘルメットを、リアルタイムの追跡デバイス、クラッシュ検知器、「セーフティービーコン」のすべてを一つにまとめたものへと変身させた。最新の「SPECIALIZED HELMET with ANGi//MIPS（スペシャライズドヘルメット with アンジー//ミップス）」はライダーの頭を守り、転倒したことを大切な家族や友人に知らせてくれる。

スペシャライズド・ヘルメット with アンジー//ミップス

ANGi（アンジー）は特許取得のヘルメット搭載型センサー。加速度計とジャイロスコープを内蔵する。ライドを追跡し、事前に登録した緊急連絡先に、ユーザーがライドに出たことを伝える。また、現在地をリアルタイムで追跡するようにも設定可能。もしアクシデントにより転倒や衝撃を検出したら。ANGiは緊急連絡先に転倒したことを伝え、ライダーの現在位置を送信する。

ANGi（アンジー）は長年に渡る研究開発の成果であり、あるトレーニングライド中に発生した事故が誕生のきっかけとなった。

スペシャライズドは2019年モデルの全てのヘルメットに「MIPS（ミップス）搭載モデル」を用意した。なぜなら、MIPS（ミップス）はヘルメットの保護機能を向上し、低摩擦レイヤーが脳を損傷させうる回転力を軽減させることがわかっているから。

今回、スペシャライズドが満を持して発表した「MIPS SL（ミップスSL）」は、もっとも軽く、快適で、通気性に優れたMIPSの進化版となる。それはスペシャライズドのヘルメットだけに採用されるテクノロジーなのである。