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7215人がしまなみ海道を満喫!「サイクリングしまなみ2018」が開催【eバイクジャパン】

イベント
全国的に気持ちの良い秋晴れとなった2018年10月28日(日)、広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ「しまなみ海道」を舞台に、「サイクリングしまなみ2018」が開催された。普段は走ることのできない高速道路が走行コースとなり、瀬戸内の海と美しい島々を渡っていくという、国内でも非常に魅力的な大会。そこに26の国と地域から7000人を超える参加者が集い、まさに国際サイクリング大会となった。編集部員も初のしまなみ海道を走ってきたぞ!

(text&photo:江里口恭平)

高速道路を自転車で走り、瀬戸内の絶景を満喫

広島県の生口島と愛媛県の大三島の二つの県を結ぶ多々羅大橋を渡る参加者たち
広島県の生口島と愛媛県の大三島の二つの県を結ぶ多々羅大橋を渡る参加者たち
早朝は冷え込みがきつく、冬用の装備で走る人も多かった
早朝は冷え込みがきつく、冬用の装備で走る人も多かった
今治と尾道を往復するCコースをはじめ全部で7コースが用意され、今治と尾道両方向から行き来する
今治と尾道を往復するCコースをはじめ全部で7コースが用意され、今治と尾道両方向から行き来する
激坂スポットも用意。絶景を背景に上りに苦しむ人や、その脇をeバイクでラクラク上って行く人も
激坂スポットも用意。絶景を背景に上りに苦しむ人や、その脇をeバイクでラクラク上って行く人も

サイクリングしまなみ2018は、広島県尾道市と愛媛県今治市をむすぶしまなみ海道をメインの舞台とするイベントだ。

何と言ってもその特色は、普段は自動車専用道路である「瀬戸内しまなみ海道」完全に閉鎖し自転車で走り抜けることができるというもの。

一般的に知られる「しまなみ海道」自体も島と島を結ぶ橋の内部や脇に設けられた自転車歩行者道などを走ることができるが、今大会では高速道路上を走ることができることもあり、得られる感動は人一倍だ。

このイベントは2014年から始まり、国際大会としては3回目の開催となる。周辺地域や島々全体が自転車一色に染まる、2年に一度のお祭りなのである。

コースも脚力や参加方法によって選ぶことができ、一番人気なのは今治をスタートして高速道路で尾道まで渡り、再びしまなみ海道を戻ってくるという往復140kmのCコース。

また今回から開催された尾道から今治へ向かう70kmのAコースや、島々を走ったあと渡船を利用しゴールを目指すFコースまでとそのコースによって見れる景色や体験が全く異なると言える。

スタートやゴール地点が各所に点在するので、まるでこの瀬戸内地域において同時多発的にロングライドイベントが開催されている、といった様子だ。


さて今回、編集部エリグチは新設されたAコースに参加してきた。

人生初! となるしまなみ海道にワクワクしながら、前日は尾道のサイクルホテルU2で夜を明かす。まだ日も出ていない早朝に秋の寒さに震えながらスタート地点のある向島まで移動しようとすると、まずは船に乗るのだという。え、しまなみ海道って全部自転車で走れるんじゃないんだ!? 尾道と向島を結ぶ渡船に揺られて一つ目の向島に上陸し、夜明けとともにスタート。

ブルーラインに沿って走って行く中徐々に陽が昇り始める。橋の上から海を見やると、朝霧の中に島々の輪郭が連なる様に浮かび上がって来る。そして遂にコースは高速道路へジョインすると、そこからは普段車で走る高速道路のど真ん中へ。もはや360°絶景と言っても嘘ではないくらい、青空の下で瀬戸内の景色を自転車に乗り堪能し続けた。

 

世界中がしまなみ海道に注目!

台湾から参加したジャイアント旅行社の「追風騎士司」ご一行。同社最高顧問のトニー・ロー氏も「eバイク最高!」と満面の笑顔
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中国の渭南市のサイクリングチームもレンタサイクルを利用し完走
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インドネシアの人気番組「jejak petualang」の撮影でミヤタのeバイクで参加した、女優のHanaさんとFaradinaさん
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シンガポール出身で現在神戸に務めているという男性もエイドステーションでいよかんゼリーを補給
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世界でもっとも素晴らしいサイクリングコースのひとつとして、海外サイトCNNに取り上げられているしまなみ海道。それだけあって、今大会でも日本をのぞくと26の国と地域から約700人の海外のサイクリストが出走した。

最も多いのは台湾からの参加者で、個人で参加する人からツアーを組んでの参加という団体まで。

そのなかでも目を引いたのが、世界最大の自転車メーカージャイアントが率いるジャイアント旅行社のツアーだ。ジャイアントの最高顧問であるトニー・ロー氏を筆頭に、先日日本国内で発表されたばかりのeバイク「エスケープRX-Eプラス」にまたがってしまなみ海道Aコースの尾道から今治間を走った。

既に欧州などに向けてeバイクを展開しているジャイアントだが、日本国内ではまだeバイクの展開は始まったところ。
今年72歳になるトニー氏は

「しまなみ海道の橋までの上りや、途中の坂などで、eバイクは本当に助けになります。
これまで電動アシストといえばハンディキャップを埋めるためのもの、という考え方がありました。

けれど今はeバイクによって、歳を重ねてもサイクリングライフを楽しめるものであり、女性もミドル以上の人々も、もっと気軽にしまなみ海道を走ることができるようになります。

日本においても、これからeバイクはもっと広がって行くでしょう」

と話してくれた。
 
同大会の安全を守るべく、尾道警察署のサイクルポリスも出動!「NAGI BIKE」がベースとなるバイクにはダウンチューブに誘導灯をマウントできる
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こちらのご夫婦は、奥さんがBESVのeバイクで参加。ドマーネSLRで走る旦那さんも「坂では追いつけないんです」と笑う
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大会概要


「瀬戸内しまなみ海道・国際サイクリング大会 サイクリングしまなみ2018」

主催:サイクリングしまなみ2018実行委員会
開催日:2018年10月28日(日)
開催場所:瀬戸内しまなみ海道及びその周辺地域
大会会場:今治市新都市第2地区しまなみアースランド、新浜県営上屋ほか

カテゴリー
Aコース:IMABARI70(尾道〜今治、片道)約70km
Bコース:OMISHIMA110(今治~大三島、往復)約110km
Cコース:COMPLETE SHIMANAMI140(今治〜尾道、往復)約140km
Dコース:ONOMICHI70(今治〜尾道、片道)約70km
Eコース:IKUCHIJIMA110(今治〜生口島、往復)約110km
Fコース:YUMESHIMA70(今治〜上島、片道)約70km
Gコース:OSHIMA30(今治〜大島、往復)約30km

http://cycling-shimanami.jp