秋の京都でサイクルベースあさひのeバイクツアーを体験してきた!

あさひが10月4日、京都市の阪急洛西口駅そばに、「サイクルベースあさひ洛西口店」をオープンした。同社初となる「E-スポーツバイク体験型店舗」となり、幅広い取り扱いラインアップとともに、試乗やライドツアーといった体験イベントも積極的に展開する。ツアーに同行して、eバイクによる新感覚のサイクリングを体験した。

あさひのeバイクツアー
サイクルベースあさひ洛西口店から冒険ツアーに出発!

洛西口店は、阪急電車の高架下活用事業により誕生した、「TauT(トート)阪急洛西口」内にあり、駅改札からは徒歩3分ほど。

店内にはeバイク、ルイガノ、そしてスポーツバイクコーナーの、3つのゾーンが設けられている。
eバイクは国内で正規販売される電動アシストスポーツバイクのほとんどのブランドを扱い、20台以上の試乗車をそろえる。

手ぶらで参加できるライドツアーも、月2回のペースで開催する。この日は「洛西アドベンチャーライド」ツアー。
参加者は、スポーツバイク初心者から中上級者までの7人ほど。グループの先頭と最後尾にガイドがつき、先導と安全確保をしてくれるので安心だ。
簡単な安全講習と準備運動をして、約15kmの冒険へ、いざ出発。

あさひのeバイクツアー
普段なら息が切れるような坂も、笑顔で手を振る余裕がある

洛西口駅前から西側の丘陵地へと向かうと、すぐにじわじわと上り坂が始まった。感覚的には少々辛いはずの道だが、eバイクは大してペダルに力を込めなくてもスイスイ走る。

ニュータウン入口手前を曲がると、竹林公園へ。勾配がさらに険しくなるが、お構いなし。「この坂、普通の自転車だと、かなりキツいですよね?」などと談笑しながら、竹林に囲まれた頂上の公園へ到着した。

さほど運動していない感覚だったが、頂上で少し休憩すると、意外に体がポカポカと温まっていることに気付く。eバイクは発進や急な坂など、強い負荷がかかる部分はうまくアシストしながらも、思った以上に脚力も使っているようだ。

竹林沿いの小道を進むと、今度はオフロードの脇道へ。ちょっとした段差越えもあるが、eバイクは気にせず楽々クリア。面白いので、参加者同士でバイクを替えて何度もチャレンジしてみる。様々なブランドのeバイクが用意されているので、ツアー中に乗り比べができるのが楽しい。

今度は急勾配の下り坂が登場。一瞬躊躇する急な坂も、前後ディスクブレーキで安心してクリアした。アドベンチャーの名に恥じない、プチ冒険気分だ。

田園地帯やお寺など、京都郊外の景色を楽しみながらサイクリングは続く。京都市内を一望できるポイントもあり、「こんなに登ったっけ?」と驚く。実際には結構なアップダウンをこなしているのだが、参加者は皆辛そうな様子は一切なく、おしゃべりをしながら景色や坂道を楽しんでいる。スポーツサイクル初体験という、70代の夫婦も楽々走っていた。脚力に関係なく、サイクリングの楽しさを皆で共有できるのが、eバイクでのサイクリングツアーの魅力だ。

あさひのeバイクツアー
今後はスポーツとeバイクの体験を横展開していきたいという、あさひの下田佳史社長

この日のツアーには、あさひの下田佳史社長も参加し、サイクリングを自ら楽しんだ。

「eバイクは年齢のギャップを超えて、自転車を生涯スポーツとして楽しめる。体験を通じて自転車文化の裾野を広げていきたい」
と、eバイクを体験できる店舗をさらに展開していく考えだ。
ツアーの予約は専用サイトから可能。

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