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Jプロツアー2018プレーオフ・南魚沼ロードレースで松田祥位が優勝

レース
JPTプレーオフを制した松田祥位(エカーズ)
JPTプレーオフを制した松田祥位(エカーズ)


Jプロツアー最終戦の経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップを翌日に控えた10月6日、今年初めての開催となるプレーオフが開催された。

このプレーオフは、Jプロツアー第21戦までのチームランキング16位以下のチームと、Jエリートツアーのチームランキング上位5チームによりレースが行われ、上位5チームがJプロツアー2019の追加選考チーム候補となる。

コースは新潟県南魚沼市の三国川ダム周回コース。一周12kmを8周+2kmの98kmで行われた。

1周目から狩野智也(群馬グリフィン)、徳田鍛造(シエルヴォ奈良MIYATA-MERIDAレーシングチーム)、蠣崎優仁(EQADS)ら5人が、メイン集団に30秒差をつけて先行する。2周目から3周目にかけて、メイン集団では追走の動きが活性化し、14名ほどまで絞られる。一時は先行する5人との差は40秒以上まで開いたが徐々に縮まり、4周目に吸収する。

4周目終盤の登り区間で、徳田がペースアップ。これに追従できた5人と新たな先頭集団を形成して5周目に入る。メンバーは、徳田、松田祥位、宇賀隆貴、渡邉歩(以上EQADS)、宇田川陽平(群馬グリフィン)、小野寺慶(ブラウ・ブリッツェン)。後続との差は1分以上まで開き、勝負は6人に絞られた。

7周目に入る直前、松田がアタックして独走。この動きに誰も反応できず、差は1分以上まで開いた。松田は最終周回となる8周目も独走を続けてそのままフィニッシュ。2位に宇賀、3位に渡邉が入り、EQADSが1位から3位までを独占した。出走54名、完走16人のサバイバルレースとなった。

この結果、団体成績はEQADSが1位。2位に群馬グリフィン、3位eNShare-エルドラード、4位シエルヴォ奈良MIYATA-MERIDAレーシングチーム、5位ウォークライド・バイクまでがJプロツアー2019追加選考チーム候補となった。

 
JPTプレーオフ表彰式  エカーズが独占
JPTプレーオフ表彰式  エカーズが独占


Jプロツアー プレーオフ 98km
1位 松田祥位(EQADS) 2時間40分1秒
2位 宇賀隆貴(EQADS) +1分35秒
3位 渡邉 歩(EQADS) +1分59秒
4位 宇田川陽平(群馬グリフィン) +2分16秒
5位 小野寺慶(ブラウ・ブリッツェン) +2分28秒
6位 徳田鍛造(シエルヴォ奈良MIYATA-MERIDAレーシングチーム) +3分36秒


団体成績
1位 EQADS(エカーズ) 340p
2位 群馬グリフィン 111p
3位 eNShare-エルドラード 110p
4位 シエルヴォ奈良MIYATA-MERIDAレーシングチーム 66p
5位 ウォークライド・バイク 61p
6位 ブラウ・ブリッツェン 57p


写真・文:一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟