ニュース

「大阪湾南部サイクリングマップ」完成!絶景コース試走会を実走してきた

イベント
ビワイチ、アワイチを初めとした関西各地のサイクリングルートをつなぐことでより多くのサイクリストにその土地を訪れてもらい楽しんでもらうべく、大阪府は「広域サイクルルート連携事業」をスタートした。
それにともないプロ監修の4つのサイクリングコースを紹介したサイクリングマップの作成。同時に9月22日より3ヶ月間行われる社会実験初日には、大阪府岬町と和歌山県を走る絶景コースを利用した試乗会が開催。早速編集部員も実走してきた!


(text&photo:江里口恭平)
 

行政の垣根を超えた、自転車乗りが主役の社会実験

左より試走会にて登壇した、松田康博大阪府岬町副町長(左)、竹内広行大阪府副知事(中央右)、尾花正啓和歌山県和歌山市長、竹内通弘兵庫県洲本市長
左より試走会にて登壇した、松田康博大阪府岬町副町長(左)、竹内広行大阪府副知事(中央右)、尾花正啓和歌山県和歌山市長、竹内通弘兵庫県洲本市長
こちらが今回作成した「大阪湾南部サイクリングマップ」。ジャージのバックポケットにもおさまるサイズ感で、モデルサイクリングコース4つを紹介する
こちらが今回作成した「大阪湾南部サイクリングマップ」。ジャージのバックポケットにもおさまるサイズ感で、モデルサイクリングコース4つを紹介する
深日港と淡路島の洲本港を片道55分で結ぶ「深日洲本ライナー」は、スポーツバイクの積載スペースを設け、南大阪のサイクリストも淡路島へのアクセスが容易になる
深日港と淡路島の洲本港を片道55分で結ぶ「深日洲本ライナー」は、スポーツバイクの積載スペースを設け、南大阪のサイクリストも淡路島へのアクセスが容易になる
パナソニックのeバイク(電動アシストスポーツバイク)「XM2」で試走会に出発する竹内大阪副知事と尾花和歌山市長
パナソニックのeバイク(電動アシストスポーツバイク)「XM2」で試走会に出発する竹内大阪副知事と尾花和歌山市長

大阪府は、行政区域にとらわれない広域的な視点で都市間連携を強化する取り組みとして、「ビワイチ」や「アワイチ」をはじめとした関西各地で進められているサイクルルートと連携。多くの人に自転車で訪れてもらおうという社会実験がスタートする。

実施期間は9月22日(土)~12月21日(金)の3ヶ月。そして同地域の有名ショップ店長が監修した難易度別サイクリングマップを作成し、パンフレット形式で配布を行なっていく予定だ。

9月22日の社会実験初日には、深日港(大阪府岬町)をスタートゴール地点とする全長約40kmの「絶景続く岬一周コース」の試走会が開催された。
 
ライドのサポートとして「甘熟王」のバナナなどが参加者へふるまわれた
ライドのサポートとして「甘熟王」のバナナなどが参加者へふるまわれた
大阪府立大学体育会サイクリング部ツーリング班の面々も参加。昨日まで鳥取をツーリングした後とのこと
大阪府立大学体育会サイクリング部ツーリング班の面々も参加。昨日まで鳥取をツーリングした後とのこと
地元のサイクリストである松下さん(左から2番目)とご友人たちも、改めて南大阪の道を満喫した
地元のサイクリストである松下さん(左から2番目)とご友人たちも、改めて南大阪の道を満喫した

大阪にもあったんだ!絶景続くサイクリングコースを満喫

当日は雨も上がり快晴に。大阪側からは淡路島が間近に感じるほどの眺望で、遠くは明石海峡大橋までを見通せた
当日は雨も上がり快晴に。大阪側からは淡路島が間近に感じるほどの眺望で、遠くは明石海峡大橋までを見通せた
1つ目の立ち寄りスポット、月化粧を製造する青木松風庵の岬工場に自転車で入っていく
1つ目の立ち寄りスポット、月化粧を製造する青木松風庵の岬工場に自転車で入っていく
大阪銘菓「月化粧」の製造工程を実際に解説を受けながら見学した
大阪銘菓「月化粧」の製造工程を実際に解説を受けながら見学した
見学の最後にはできたての月化粧が振舞われた。アツアツのフワフワで、袋菓子として食べるのとはまた違い絶品!
見学の最後にはできたての月化粧が振舞われた。アツアツのフワフワで、袋菓子として食べるのとはまた違い絶品!

数多くのサイクリングスポットが都市部から近い距離にある大阪。そのなかでも南部は、大和川から始まる平坦路から金剛・葛城山系の山岳コースまでバリエーション豊かなサイクリングコースを楽しむことができる。

そんな大阪で生まれ育って南大阪エリアをホームコースとし走ってきた筆者も、今回の試走会に参加すると驚きの連続だった。

それほどまでに、大阪と和歌山の県境側から大阪湾へ抜けていく景色はまさに絶景! 淡路島や六甲山系、そして大阪の街並みが快晴の秋空とともに生え、潮風を感じながらほぼノンストップで走り続ける。


 
コース中間の立ち寄りスポットは、和歌山側の射ヤ頭八幡神社へ
コース中間の立ち寄りスポットは、和歌山側の射ヤ頭八幡神社へ
「広域サイクルルート連携事業交通安全祈願祭」が執り行われた
「広域サイクルルート連携事業交通安全祈願祭」が執り行われた

今回は立ち寄りスポットとして大阪銘菓の「月化粧」の生産工場での製造見学&試食体験や、八幡神社での交通安全祈願祭なども行われ、景色だけでなくこのコースならではの体験も盛り込まれた。

もちろんこれからこのマップを参考にして走り出す人は、この紹介されたスポットを辿ってみるだけでも楽しめるが、そこで全く知らない場所に入ってみるというのもいいかもしれない。

自転車を乗り始めたばかりの時は、どんなコースを走ったらいいかなかなか分からなかいはず。そこで実際に走る人目線で紹介されたコースはやっぱりたのもしい。

今回これらのコースが紹介されたが、このコースを実際に走ってみて、上級者は「こんないいところもあったよ」や、「もっとこうしたほうがいいよ」という意見もあるかもしれない。そういったリアルな声は、今回の実験にどんどん取り込まれていくことになる。

これからもっと充実したコースができていくということを想像すると、大阪のイチ自転車乗りとしてちょっとうれしくなった。
 
神社内のサイクルラックにかかった参加者たちの自転車にも、交通安全の祈祷が
神社内のサイクルラックにかかった参加者たちの自転車にも、交通安全の祈祷が
参加者へステッカー式の交通安全お札が配られた
参加者へステッカー式の交通安全お札が配られた
今回のアドバイザーの一人でもある、シルベストサイクル山崎敏正統括店長が率いるみなさんと一緒に記念撮影
今回のアドバイザーの一人でもある、シルベストサイクル山崎敏正統括店長が率いるみなさんと一緒に記念撮影