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Jプロツアー2018 第17戦・TTチャンピオンシップは窪木一茂が優勝

レース
優勝は窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング)
優勝は窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング)


前日のチームタイムトライアルに引き続き渡良瀬遊水地で開催されたタイムトライアルチャンピオンシップ。P1クラスタは谷中湖北ブロックの外周道路を使用した一周5.3kmを3周する15.9kmで行われた。

例年、刻々と変わる風や雨の影響を受けるこのレース。今年は午前中から雨予報であったが、上空の雲は雨を降らせないまま13時30分に第1走者がスタートしていく。序盤から宇都宮ブリッツェンの選手達が好タイムを連発し、増田成幸(宇都宮ブリッツェン)が19分43秒8で暫定トップに立つと小野寺玲や岡篤志も続き、一時はトップ5を宇都宮ブリッツェンが独占する状況となった。

この状況が変わり始めたのは最終組。天候が急変して一時的に強い雨が降り、路面は完全なウエット状態へと変化。水しぶきを上げながら走った才田直人(LEOMO Bellmare Racing Team)が20分30秒7で暫定4位に食い込み、さらに昨年優勝の佐野淳哉(マトリックスパワータグ)が20分24秒で暫定2位のタイムを出し、宇都宮ブリッツェンの牙城に割り込む。

そして最終走者の窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング)がスタートすると1周目からトップタイムで通過。最終的に増田を約1秒上回る19分41秒9でゴールし、窪木が今期4勝目を上げた。

 
Jプロツアー表彰式
Jプロツアー表彰式
Jプロツアーリーダーは窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング)
Jプロツアーリーダーは窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング)


Jプロツアー第17戦
第8回JBCFタイムトライアルチャンピオンシップ
日付:2018年9月2日
開催地・コース:栃木県栃木市藤岡町 渡良瀬遊水地内谷中湖北ブロック(5.3km/1周)
距離:15.9km(P1)、5.3km(F)、5.3km(E1)、5.3km(E2)、5.3km(E3)


結果 P1クラスタ 15.9km
1位 窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング) 19分41秒9
2位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) +1秒
3位 佐野淳哉(マトリックスパワータグ) +42秒
4位 小野寺玲(宇都宮ブリッツェン) +44秒
5位 岡 篤志(宇都宮ブリッツェン) +45秒
6位 才田直人(LEOMO Bellmare Racing Team) +48秒

Jプロツアーリーダー 窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング)
U23リーダー 織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)


写真・文:一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟

 
キッズパレードをアテンドする選手
キッズパレードをアテンドする選手


Jプロツアー2018 次戦のスケジュール

9月15日(土)第2回 JBCF 秋吉台カルストロードレース
9月16日(日)第3回 JBCF 維新やまぐちクリテリウム